ココロの漢方

風景写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた少し変わった薬剤師が、健康を保つために漢方を自分で使えるようになるための考え方や、ドラッグストアレベルの漢方を使っての日々の健康管理、価値観を独自の視点からつづるブログです。

花粉症に小青竜湯が効かない!?

花粉症は、アレルギー性鼻炎の親玉みたなものですが

 

鼻水ドバドバだけが、花粉症ではありません。

 

花粉症には、小青竜湯!「とは限らない」のです。

 

粘膜が厚ぼったく腫れたり、鼻づまりがメインの人

 

朝は鼻水の滝、夜になると粘膜が腫れ上がって来る人

 

僕は、後者です。経験者の立場から書かせていただきましたので

 

ぜひ、お読みいただければと思います。

 

 

 

僕は、朝は鼻水ドバドバ

 

夜は、喉や粘膜が赤く腫れます

 

 

これは、寒熱混合型といいます。

 

 

くしゃみ地獄&鼻水ドバドバは、冷えで起きる寒証といって、温める必要があります。

 

小青竜湯(加附子)や麻黄附子細辛湯を、僕は風呂の温度程度のお湯で飲みます。

 

小青竜湯には、附子(ブシ)末(商品ではアコニンサン®など)を入れると効きが経験上、良くなります。

 

理由は、文末の記事に書いてます。

 

附子末は、要注意生薬なので販売元としっかり相談した上での使用をオススメします。

 

ハイパー不味いので溶かさなくてもいいです、お湯で流し込みさえすれば。

 

くれぐれも、冷たいもので飲むのだけはダメです。冷えで起きるので。

 

あと、何度も記事にしており、くどいようですが

 

妊婦さんは、麻黄剤(葛根湯系、小青竜湯、麻黄附子細辛湯、五虎湯など)ダメです! 

 

心不全の人も、麻黄剤は絶対にダメです。

 

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対称的に、

 

 

赤く腫れ上がるのは、熱を持っているからです

 

 

熱証型といいます。

 

 

小青竜湯や麻黄附子細辛湯では、悪化します。

 

 

熱もって腫れてるものを、温めてどうする〜!!

 

 

これは、さっきとは逆に冷やします。

 

 

理想は、五虎湯のような麻黄と石膏の組み合わせなんですが

 

 

夜は、麻黄の副作用で寝れなくなります

 

↓麻黄関連記事

 

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夜でなくても、小青竜湯や麻黄附子細辛湯の麻黄とダブります。

 

 

副作用の出る確率が上がっちゃいます。

 

 

麻黄ダブリ対策に、僕がよく使うのは

 

 

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう;商品名チクナイン®)

 

 

です。

 

 

辛夷(しんい)が鼻づまりをとってくれます。

 

 

鼻づまりは、基本的に粘膜が腫れて厚ぼったくなってるのが原因です(酷いもの以外)

 

 

辛夷は、理由はよくわかりませんが、この粘膜の腫れをとり、結果的に鼻の通りを良くしてくれます。

 

 

この、辛夷が大事。コブシではなく、シンイと読みます。

 

 

他に、辛夷が入ってるのは葛根湯加川芎辛夷ですから

 

 

温める上に葛根湯由来の麻黄が入ってるので、やはり寝れなくなります。

 

 

辛夷清肺湯は麻黄が入ってませんので夜、寝れます。

 

 

 方向性としては、知母(ちも)と石膏の組み合わせで

 

 

強力に炎症を抑えるというか、冷やす方向にいきます。これ以外にも、抗炎症・冷やす系の生薬が配合されています。

 

 

 

 

花粉症といえば、小青竜湯!「ではなくて」、

 

 

寒なのか

 

熱なのか

 

寒熱混合なのか

 

麻黄を使えるのか使えないのか

 

麻黄を使えない人は、どう応用していくのか

 

 

何とかといえば、何とか!ではなく

 

 

よく、自分自身の症状を見極めて使い分けていく必要があるのです。

 

 

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附子末を切らしてますが、今年は麻黄附子細辛湯で乗り切ってみます(^^)/