ココロの漢方

20代の時に風景写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら全国を放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた、薬局で働く現役の漢方大好きで風変わりな薬剤師が、ドラッグストアや通販で手に入る漢方やメンタル面、ランニングや呼吸などによって自身を整えていく考え方や独自の価値観を紹介しています。

新型肺炎について思うこと

僕の記憶の中で一番新しい、この手の新型ウイルス出現で世間が目に見えて騒がしくなったのは、10年くらい前の学生時代の豚インフルエンザでした。

 

衛生担当の教授が、世間は騒ぎすぎだと言っていたこと

 

友達が一人、また一人と欠席して教室が歯抜けになっていき、「豚インフル陽性です。自分と関わった人は注意してください」というメールが来たのを覚えています。

 

結局僕が感染することはなかったのですが、乗り換えで使うターミナル駅の、見覚えのある売店の店員がかかったとテレビで報道されるなど、物々しい雰囲気であったことを覚えています。

 

 

エビデンスがどうのこうのと言われそうなので、歴史の記録がてらというか、あくまで思うところを書いてみたいと思います。

 

 

※自己責任でお願いします^^

 

 

 

1.かかるときは、かかる

 

この勢いでは、N95だろうが、なんだろうがマスクをしても、どんなに注意してもかかるときはかかると思います。

 

連日、ニュース番組やワイドショー漬けだと恐怖に縛られて、家に引きこもるしかありません。

 

実際、お店などのお客さんが少ない気がします。

 

それでは、精神的にかえって不健康で別の病気になるかもしれません。

 

毎日怯えて暮らすよりも、考えうる、できる限りの対策をして、なった時はなった時やと割り切ったほうが、精神的にも健康的な生活を送れると感じています。

 

自分がかかってないから、のんきに言えるだけなのかもしれませんが。

 

ケ・セラ・セラ。

 

名曲「ケ・セラ・セラ」はこちらから↓

 

う〜ん、サムネの女の子の前のキノコはベニテングタケという毒キノコですね。食べたらあかんよ〜 


kyudou kagoshima ケ・セラ・セラ訳詞付) ドリス・デイ - YouTube2

 

 

2.寒気がしたら温めるのが原則

 

 

新型肺炎の情報が少なすぎて、一切裏付けがないのでいい加減なことは言いたくないのですが、

 

 

というか、せめて初期症状くらいしっかり伝えてほしいのですが

 

 

風邪でもインフルでも熱はあるんだけど、なぜか寒気がする

 

 

こういう感覚を覚えたことがある方は多いと思いますし、むしろそんなこと経験したことがないと言う人はいないくらい、こういう不思議な経験をしている方は多いと思います。

 

この時期は、身体が意図的に熱を上げて、熱に弱いウイルスを蒸し焼きにして叩き出そうとしています。

 

 

こういうときに、基本的にやってはいけないとされるのが解熱剤による解熱です。

 

 

というか、この時期に解熱剤を飲んでもおそらく熱は下がりません。

 

 

ウイルス蒸し焼きの最中に、火消しをするのはウイルス側の手助けをしているようなものです。

 

 

寒気してるときに解熱剤を飲んでも効かない話を聞くと、「いやオマエ、それはあかんぞ!」と身体が全力で抵抗しているように感じます。

 

 

心不全の人、妊婦さん、小さな子どもさんに高齢者の方、膀胱炎の場合は禁忌ですが

 

 

この時期に、発汗剤である葛根湯や麻黄湯を使って発汗(=熱を上げる)させると治ることが多いのです。

 

※ちなみに発汗を中途半端にやるとぶり返したり、普段から無理をしている人はさらに病態が進行して気管支炎になることもあります。

 

発汗療法は万能ではありませんが、寒気がしているときに解熱剤で無理やり解熱するほうがリスキーです。

 

発汗「一発」療法については、こちらから↓

blog.omoshiro-yakuzaishi.fun

 

風邪は、汗かいたら治る!という世間の伝説はこの時期のことです。

 

症状の強さは、ウイルスの強さに比例します。

 

強烈な寒気や関節痛は、それだけ強いウイルス

 

あれ?なんか寒気、、、する?というのは、ザコのウイルス

 

戦車には対戦車の武器を、歩兵には対人の武器を使い分ける必要があります。

 

漢方では麻黄湯が、対戦車兵器というか最強の発汗剤ということになります。

 

インフルエンザのウイルスがそれだけ強いということです。

 

発汗には体力を使います。

 

だから、麻黄湯の箱の裏にあるように体力が要るうえに、使える人が限られるのです。

 

2時間程度、じわっと発汗させてやれば治ることが多いです。

 

葛根湯がなくても、暖房を効かせて、ニット帽かぶってマフラー巻いて、厚着して、熱〜いうどんをすすってやっても汗をかきます。

 

ただし、発汗「一発」療法です。

 

体力を消耗します。

 

発汗するのは、一発

 

一回だけです。

 

 

失敗したら、寝るしかありません。

 

 

僕は、ものは試しと、インフルエンザに葛根湯で発汗を3回やって全てぶり返した挙げ句に、足腰が立たなくなりました・・・。

 

 

解熱剤を使うのは、暑い暑いと布団をはぎたくなる、あの時期です。

 

 

さっきまで寒気してたけど、もう寒気がしない

 

 

ただただ暑い暑いとうなされる時期で、脳を守るためなど、どうしても解熱が必要な時に解熱をします。

 

 

ちなみに、この時期は全面戦争みたいなものでお互いに強い時にこういう症状が出ます。

 

若い証拠、というものです。

 

敵が強くて味方が弱いと蹂躙されます。

 

陰病と言って、症状がほとんど出ずに、だるいだるい眠い眠いとなります。気づかぬうちに重症化することもあります。症状が出ない分、見落とされがちだと思います。

 

高齢者の場合、これに気をつける必要があります。

 

その昔、大正時代にスペイン風邪が流行った時に、

 

なんであんなに死者が増えたのかと漢方の名医の先生が若い頃に、当時治療に関わった漢方の大家の先生に聞いたところ

 

「氷嚢で冷やしたから」

 

と返ってきたそうです。

 

明治維新で漢方は一旦ほぼ絶滅しており、当時は今以上に西洋医学一色で漢方なんて誰も知らないでしょうから

 

寒気がしていたら、温める

 

などということは、ほとんどの人が知らなかったと思います。

 

一部の漢方家以外はおそらく、一概に解熱をかけていたと思います。

 

 

今、テレビで死者の数値を見るたびに

 

 

「寒気してるのに、熱があるからって点滴入れて無理やり解熱したんとちゃうか?」

 

「高齢者の陰病(症状が出ずに、だるいだるい眠い眠いという、敵が強くて味方が弱い場合)を、無症状と見間違えたんとちゃうやろか?」

 

 

と思ってしまう自分がいます。

 

 

こればっかりは裏付けがないので、なんとも言えませんが。

 

 

 

寒気してるときは、原則として温める

 

 

 

これは、大切なことです。

 

 

 

3.漢方も考えたって〜!

 

 

漢方をやってる身として、言いたいのは

 

 

漢方の存在も考えて〜ということです。

 

 

本場中国の中医師の方がどう動いているかは存じ上げませんが・・・

 

 

ワクチンだ、抗ウイルス剤だと

 

 

「敵を倒す」ことに気をとられすぎている気がします。

 

 

漢方の一番の強みは、味方を補える

 

 

ということです。

 

blog.omoshiro-yakuzaishi.fun

 

 

 

患者自身の気力体力を補えるという強み・観点があります。

 

 

エビデンスがないという意見もありそうですが

 

 

未知の病原体にエビデンスなんてあるわけがないと思います。

 

 

今あるもので、なんとかならんか・・・

 

 

点滴入れて、本人の体力任せでしか治療ができない現状を鑑みると

 

 

抗ウイルス・予防のワクチン以外の観点で、漢方にも目を向けることはできないものかと、もどかしい気分になります。

 

 

亡くなられた方に冥福をお祈りいたします。事態が収束するのを願ってやみません。

 

 

☆今回も、最後までお読みいただきありがとうございます^^