ココロの漢方

20代の時に風景写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら全国を放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた、薬局で働く現役の漢方大好きで風変わりな薬剤師が、ドラッグストアや通販で手に入る漢方やメンタル面、ランニングや呼吸などによって自身を整えていく考え方や独自の価値観を紹介しています。

その時は辛いけど・・・

漢方ばっかりなので、閑話休題。

 

 

この写真、針状の結晶が美しいですが、正体は何でしょう??

f:id:dreamtraveler31:20200114225110j:plain

 

 

 

答えは、、、

 

 

 

 

窓の「内」側の、結露が凍ったもの

 

 

 

 

です。

 

 

 

窓枠は木なので隙間だらけ、おまけに鍵は青銅製のねじ込み式です。

 

 

 

外気温がマイナス6℃を下回って、かつ1枚ガラスの窓はこういうことが起こります。

 

 

 

2年前の今頃の時期、富山の古民家に住んでいた頃のものですが

 

 

室内の寒さときたら・・・もう毎日、氷点下でした(笑)

 

 

0℃を少しでも下回ると、蛇口から意図的に出している凍結防止のための水道チョロだしのしぶきまで凍って、キッチンのシンクがつるつるのスケートリンクみたいになります。

 

 

寒いというよりも、痛いの感覚です。

 

 

米を炊く炊飯器の蒸気が消えずに天井から部屋の端までつたって、床下にまで降りてきて煙のようになります。

 

 

金属のスプーンを持つと、貼り付くようになって痛くて思わず投げてしまったことがあります。

 

 

軍手でスプーンを持って食べます。軍手で箸を持つとこれが持ちにくいのなんのって・・・・

 

 

もたもたしてるうちに、あっという間にご飯が急速に冷めていきます。

 

 

富山の古民家は、10何LDKとめちゃくちゃ広いですから、キッチンで20畳くらいあって、まずストーブが効きません。

 

 

一番狭い=暖房が効く、脱衣所にストーブを置いてあって食事スペースにしていて、朝起きるとまずここを温めるんですが

 

 

換気用に窓を開けたくとも、凍りついて開かない・・・

 

 

ドライヤーで窓枠を温めて、キッチンから、まな板を持ってきて窓枠に当てて、ゴムハンマーでぶん殴ります。

 

 

ドライヤーから出る温風も、心なしかぬるい・・・

 

 

ドカーン、ドカーンと一発打ち込むごとに、ビリビリと家が揺れます。

 

 

それでも開かないので、またドライヤーを当てて・・・

 

 

温めている間に、近所の秘境カフェの深煎りのコーヒーを氷点下のキッチンでドリップで淹れます。

 

 

近所の秘境カフェ・・・

 

 

マンデリンとモカのブレンドで、深煎の強烈な味でしたが

 

 

ストーブの効いたほのかに灯油の匂いのする温かい空間で、ミルクを入れて飲むとこれがまた美味いのです。

 

 

なんで、あんなに美味いのか・・・

 

 

冷めたら、マグカップをストーブに置いて、また温め直して飲むのです。

 

 

夜は、降りてくる冷気で頬が痛くて痛くて涙が出てきて寝付けない日々。

 

 

夜中に毛布にくるまろうとすると、日本海側の冬の90%以上の高湿度の中、鼻息が急冷されて水滴となってビチョビチョになっていて、冷たく冷やされた水が首にあたって目が覚める・・・

 

 

風呂なんてもっと悲惨で

 

 

2つのゴムの栓を、ワインのコルク栓のように中に入って押し込まないといけないので

 

 

毎回、防水の靴を履いて黄ばんだ浴槽に入ってゴムハンマーで底に栓を打ち込み、赤サビの混じった赤いシャワーでお湯を張るんですが、

 

 

栓が劣化してて途中でお湯が抜けていくんですね(笑)

 

 

しかも、寒いのでどんどん冷やされていくお湯・・・

 

 

熱いシャワーでお湯を足すけど、冷める速さに追いつかない・・・

 

 

給湯器の温度は外に行かないと調整できない、謎仕様。

 

 

しかも、外は柿の実がなる庭、家から500m先で熊の目撃情報があって危ないからランニングするなよと言われる、また、イノシシの巣窟のような地域。

 

 

特に秋には模造刀を抜き身で持って、眩しいLEDの懐中電灯を片手に給湯器の温度調整や停電後の電源ONのために、野生動物に警戒しながら外に行ったものです。

 

 

給湯器の温度調整も命がけ。

 

 

あの時は、軍隊の訓練かというような地獄のような日々でしたが

 

 

今となっては笑い話になる、いい思い出なのが信じられない・・・

 

 

しかも、これだけひどい寒さの真冬に一回も体調を崩さなかったという奇跡・・・

 

 

平時のことはあまり覚えていないけど、こういうのは強烈に記憶に残っている・・・

 

 

中には、もっと味わっておけばよかったというものもあります。

 

 

それも単純な、その時は当たり前のようなこと。

 

 

真夏の地獄のような草刈りしかり、数十年ぶりの空前の大雪の後の雪かきしかり・・・

 

 

草刈り機は農家のオイサンもびっくりするほどカスタマイズしてましたし、雪かきも自衛隊式を研究したりして、真剣にやっていましたが^^

 

 

今冬は空前の暖冬で富山にはスキー場にさえ雪がなく、氷点下にもなっていないとか。

 

 

この先、あのクラスの大雪を経験することは二度とないかと思うと、どこか寂しい気持ちにもなります。

 

 

楽しいことばっかりであれば、それに越したことないのでしょうが

 

 

しんどいとき、まあこれも一生続くわけではないし、今しか体験できんやろうし、ネタになるから感情もしっかり味わって経験しておけということかなと

 

 

時折、このときのことを思い出します。

 

 

追記。

 

 

お題の二十歳に絡めたくなりました^^

 

 

 

二十歳の自分に言えることがあれば、これかなと思います。

 

 

 

今週のお題「二十歳」

 

 

☆今回も、最後までお読みいただきありがとうございます^^