ココロの漢方

20代の時に風景写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら全国を放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた、薬局で働く現役の漢方大好きで風変わりな薬剤師が、ドラッグストアや通販で手に入る漢方やメンタル面、ランニングや呼吸などによって自身を整えていく考え方や独自の価値観を紹介しています。

風邪と漢方と、のたうち回るヘビの話

う〜ん、我ながら

 

言語明瞭意味不明なタイトルです

 

でも意味不明でもないのです。

 

最近、空気が乾燥しています

 

過ごしやすい季節になりましたが、風邪も急増しています。

 

学歴社会のたとえ話で

 

石投げれば東大か京大卒に当たる会社

 

なんて、いうのが今でもありますが

 

この季節、石投げればカゼ引きに当たる

 

くらい、職場などでもカゼの人は多いと思います。

 

 

漢方で、カゼの対処は可能ですが、経験上気をつける必要があることがあります

 

 

それは

 

 

まるでのたうちまわるヘビのように、症状が短時間であちこち移動する

 

 

ということです。

 

例えば、あ〜喉が痛いな〜と思って銀翹散や桔梗湯などで対処します

 

すると、喉の痛みは取れるんですが、しばらくすると、今度は首筋こわばりと寒気がしてきます

 

葛根湯の発汗一発療法でなんとか汗を出して、スッキリしたと思って寝たら

 

※これで治ることも多いのですが、普段から無理をして体力が落ちていると・・・

 

翌朝、起きるとゴフォっと胸の奥から咳が出ます

 

うわ〜・・・と思います。

 

そのうち、ひっどい咳と色のついた痰が出てくる後始末。

 

おっと、今度は気管支の奥に行ったようです。

 

五虎湯や麻杏甘石湯を主に、あとは柴陥湯(めっちゃ値段が高いけどあれば)や小柴胡湯加桔梗石膏(これも値段高いw)や抗生剤などを組み合わせたりして対処します。

 

最近、小柴胡湯系の値段高すぎやで、しかし〜・・・

 

ともかく、咳で落ちた気力体力を補中益気湯で補いつつ、3日ほど頑張ってうまく対処すれば治ります。

 

へ〜で終わってはいけません。

 

この手の風邪は、最初の喉の痛みを放っておけば、本来は2週間以上はこじらせる風邪です。

 

これを漢方で対処すると、本来は2週間近くかけて体験するこれらの症状が

 

2日くらいで、一気にまとめて来ます

 

結構、体力的にしんどいです。

 

毎回思うのは、短期で治るけど漢方入れずにいっそ、こじらせた方が楽なんちゃうかなと思ったりします。

 

もう、まるで蛇がのたうちまわるように、炎症があちこちに逃げまくっている感じ

 

パッパッと武器を変えて対処しなければならず、スピードが要求されます

 

手元に対応する漢方がなければ、どうにもなりません。

 

買いに行ってる間に、症状が変わります。

 

あれば、あったで結構しんどいし(笑)

 

こればっかりは、経験しないとわかりませんが

 

普段無理してるから身体が、自身を寝込ませて体力の回復を計らせようと

 

意図的に風邪を引いたのかなと、思うこともあります。

 

こういう場合、漢方はあえて最低限度にとどめて、無理やり短期間で治さずに寝込んだ方が良いのかな〜と。

 

風邪の症状を漢方でなんとかするより、こっちのほうが難しい問題やなと最近は思います。