ココロの漢方

20代の時に風景写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら全国を放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた、薬局で働く現役の漢方大好きで風変わりな薬剤師が、ドラッグストアや通販で手に入る漢方やメンタル面、ランニングや呼吸などによって自身を整えていく考え方や独自の価値観を紹介しています。

彼岸花と認知症と

この季節、毎年必ず狂うことなく咲く秋を、高い空のうろこ雲とともに目から感じられるのが

 

彼岸花

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この彼岸花、ウチの、故ひいばぁ様は

 

手腐れ

 

と言っていたそうで、

 

文字通り毒草です。

 

なぜかアゲハチョウは花の上をヒラヒラと舞っていますが

 

毒のため、動物も土の中のミミズも、ミミズがいないから農家の天敵モグラも寄ってこない、この彼岸花

 

それゆえに、あぜ道や昔の土葬の近くに植えられたとか植えられなかったとか・・・

 

名前はともかく、

 

実は、毒を薬に応用していることをご存知でしょうか?

 

認知症の薬、成分名をガランタミン

 

商品名をレミニール®と言います。

 

※毒草ですので、治療目的と称して食べたりしないでください。念のため。

 

毒草を薬に応用した元祖で、医療用の漢方に馴染みがあるのは

 

トリカブトの附子

 

あとは二朮湯に入っている、マムシグサの天南星だと思います

 

植木のイチイの仲間の成分はタキサン系抗がん剤になっています。

 

毒草ではないですが、セイタカアワダチソウの蕾は入浴剤になります。

 

生命力の強い植物には薬効があります。

 

この手の研究は、これからどんどん増えていくことでしょう。

 

毎年狂うことなく咲く、この赤い花の群生を見るたびに思うのは

 

来年は、いったいどこでこの赤い花を見るのだろう

 

ということです。

 

写真の彼岸花は、2年前に住んでいた富山の家で撮ったものです。

 

もう、そこには二度と住むことはありません。

 

数々の思い出が蘇ってきます。

 

 

☆今回も、最後までお読みいただきありがとうございました^^