ココロの漢方

20代の時に風景写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら全国を放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた、薬局で働く現役の漢方大好きで風変わりな薬剤師が、ドラッグストアや通販で手に入る漢方やメンタル面、ランニングや呼吸などによって自身を整えていく考え方や独自の価値観を紹介しています。

渋沢栄一氏のブームと漢方と

妙なタイトルになってしまいましたが、渋沢栄一氏が漢方に理解が深かったという話は聞いたことがないですし、そんな話ではなく

 

一万円札のモデルになることが決定した時から、一躍ブームになっている、

 

氏の有名な著書というか、講演録というべきか

 

「論語と算盤」

 

という本があります。

 

いろんな解釈ができるなかで、

 

「考え方というものは、時代に合わせて進歩していくべきだ」

 

という解釈ができる一節があったと記憶しています。

 

論語と算盤をAmazonのキンドルで読んでいて

 

先日、とある漢方の研究会に参加したとき、講演者の方がおっしゃっていたのが

 

「時代が変わって、傷寒論などが書かれた2000年前から比べたら、人も食べ物も文化も病気も進化している。

 

ダーウィンの進化論は生物の進化の話だけども、考え方や価値観も進歩していく必要がある」

 

という内容で、

 

傷寒論信奉に絡めてのことだったと思います。

 

渋沢栄一氏の「論語と算盤」しかり、これはシンクロニシティやな〜と感じました。

 

僕は今の時代は、原点回帰の時代に来ているのではないかと思っています。

 

どんどん拡大していく思考よりも、つながりを重視する、より小さなコミュニティーへ

 

自然派の農業の野菜やお米が高値で売れる

 

地方への若者の関心増

 

昔の国鉄系の鉄道の人気(!?)

 

中医学・薬膳ブーム

 

などなど。

 

ただ、昔のものこそが素晴らしいという価値観に縛られるわけではなく

 

原点というものを大事にしつつ、時代の流れというものを理解した上で

 

より新しい価値観を作っていく

 

本来の意味での温故知新

 

こういうことが本当に必要になってきていると感じます。

 

僕が、このブログを書く上で大事にしているのは

 

今の漢方は、どちらかというと

 

難病など西洋医学にさじを投げられた方の最後の頼みの綱という、ごく限られた方への印象が強いのですが

 

漢方が、一般の人まで降りてきたら面白いだろうなということです。

 

難病など難しい病気以外にも、ちょっとした普段使いもできるのが漢方の強みです。

 

副作用はありますが、西洋医学の薬でももちろん副作用はあります。

 

というか、西洋薬の副作用は市販品のロキソニンだろうがPL顆粒だろうがレベルが違います。ホンマに病院直行、副作用被害救済金請求せなあかんレベルです。

 

明治維新で、漢方文化は滅びかけましたが

 

うまく漢方と付き合いながら、調子を整えて普段の生活のクオリティを上げていく

 

そんな時代が来るといいなと思って、自分の経験というフィルターを通して文章を書いています。

 

☆今回も、最後までお読みいただきありがとうございます^^

 

 

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

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