ココロの漢方

20代の時に風景写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら全国を放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた、薬局で働く現役の漢方大好きで風変わりな薬剤師が、ドラッグストアや通販で手に入る漢方やメンタル面、ランニングや呼吸などによって自身を整えていく考え方や独自の価値観を紹介しています。

効果を高めるために、エキス剤に足したほうがいい生薬を考えてみました♪

エキス剤は、インスタントコーヒー

 

煎じ薬は、ドリップコーヒー

 

と言われるほどに効果に差がある場合があることを例えた話です。

 

ただ、僕の印象では

 

エキス剤でも、医療用の濃さであればそれなりに効きます。

 

煎じ薬でも、生薬の質が悪いと効きはイマイチです。

 

製造段階で揮発性の成分が多かったり、熱に弱い生薬は成分が飛んでしまうと言われています。

 

また、本来は薬研で粉末にしたものをそのまま飲むという意味の

 

〜散

 

大正漢方で有名な安中散や、酵素剤の加味平胃散が有名ですが、煎じたりエキスにすると効果が明らかに落ちるものもあります。

 

これが、エキスはインスタントコーヒーなどと言われる原因だと思います。

 

そこで、生薬の粉末を買って足したりすることをオススメする場合もあります。

 

熱で飛ぶ代表的な生薬が

 

・桂枝(けいし)≒シナモン

 

・紫蘇葉(しそよう)=紫蘇の葉

 

・薄荷(はっか)=ハッカ

 

・釣藤鈎(ちょうとうこう)

 

です。

 

桂枝の含まれるものとしては

 

桂枝○○、あるいは苓桂朮甘湯といった「桂」の文字が入っているもの

 

わかりにくいのは、葛根湯や麻黄湯、小青竜湯や十全大補湯ですね。

 

加えたほうがいいのは、全部といえば、全部ですが

 

特に、苓桂朮甘湯と汗を出すための桂枝湯、葛根湯、麻黄湯です。

f:id:dreamtraveler31:20190113022908j:plain

僕は、必ずシナモン粉末を足します

 

紫蘇葉は、香蘇散や半夏厚朴湯

 

香蘇散に軽い発汗効果を期待するなら、紫蘇葉を加えた方がいいと思います。

 

薄荷は、逍遥散や荊芥連翹湯

 

鼻炎・副鼻腔炎体質改善が主な目的の荊芥連翹湯はともかく、

 

逍遥散は薄荷を追加で入れると効果が違って感じるかもしれません。

 

釣藤鈎は、抑肝散(加陳皮半夏も)や釣藤散、七物降下湯

 

 釣藤鈎も鎮静・催眠作用を期待する抑肝散系なら、なお入れた方がいいと思います。

 

最近では、ネットでも探せば生薬の粉末が売られています。

 

桂枝でさえ、中国産の粉末500gで3000円程度しますが、一回でそこまで大量に入れないので密閉していれば長く使えますし

 

釣藤鈎も刻み500gで3000円程度ですから、刻みを都度、粉末にしていけば、これも保管に気を配れば長く使えそうです。

 

 

究極として、刻み生薬を買って熱の出ない方法で粉砕する、マイ薬研でゴリゴリするのが一番良いのですが^^

 

 

実際に足してみて、効く量を探してみる

 

 

こういう楽しみながら効く方法を探る方法もあるのです。

 

 

☆今回も、最後までお読みいただきありがとうございます^^