ココロの漢方

20代の時に風景写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら全国を放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた、薬局で働く現役の漢方大好きで風変わりな薬剤師が、ドラッグストアや通販で手に入る漢方やメンタル面、ランニングや呼吸などによって自身を整えていく考え方や独自の価値観を紹介しています。

感染性の下痢を胃苓湯+ゲンノショウコ煎じで数時間で治したった話

※感染性の胃腸炎が多くなる季節になったので、夏の記事を再掲です。

 

とりあえず、ドラッグストアで

 

ゲンノショウコ

 

胃苓湯(いれいとう)

 

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

 

は揃えておきましょう♪

 

熱が出るなど、ひどいときは迷わず病院で抗生物質もらってきてください。

 

あとは、ゲンノショウコなどを併用しても問題ありません。

 

 

 

久々の、感染性の下痢ピー

 

 

 

キターーー!?

 

 

 

そこで、早速自分の身体で試してやろうと思いつきます

 

 

以前記事にも書いたんですがが、この機にゲンノショウコを使ってみよう♪

 

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使ったのは、コレ。

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Amazonの通販で買った、ゲンノショウコの乾燥葉っぱ

 

昨年なぜかコメリで買ってた、100円位のお茶パック

 

そのへんのドラッグストアで買ってきた胃苓湯(いれいとう)

 

 

 

胃苓湯は、結構人気の記事になってますが、常備薬にしたい漢方7つのうちの1つ

 

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まず、胃苓湯を2回分のみます。

 

入ってるのは、主に

 

チンピなど、胃薬

 

朮剤や、茯苓など利水剤(注:おしっこを出すだけの利尿ではないです。利水は水分バランスの調整を意味します)

 

筋肉を緩める&抗菌作用のある厚朴

 

 

厚朴は、ホオノキの樹皮です。葉は岐阜の郡上や飛騨の朴葉寿司でも有名なように、抗菌作用が樹皮にもあるようでして

 

厚朴は試験管上(in vitro)では、チフスや赤痢にも抗菌効果を示したと、本で読んでのけぞったことがあります。

 

 

胃苓湯に厚朴が使われているのも、経験則で知っていたのかもしれません。

 

 

市販品は薄い(医療用の半分)のと、葛根湯の麻黄のように要注意生薬も入ってないので、最初だけでも2回分は必要かなと。

 

ここは、自己責任で。

 

 

利水剤は、体内の水分バランスの調整を行います

 

脱水状態なら、腸管から水分を引き込み脱水予防に

 

むくんでるなら、余分な水分を出す

 

ここが、おしっこで出す一辺倒の西洋薬の利尿薬と大きく異なるところ。

 

状況に応じて、相反する働きをしてくれます

 

 

下痢して、お腹がキューッと痛くなる分には

 

筋肉を緩める、厚朴で痛みはだいたい取れます

 

足りなければ、頓服で桂枝加芍薬湯や芍薬甘草湯を入れてもよいです

 

 

今回は、そこまで痛くなかったので胃苓湯のみで対応

 

 

胃苓湯を二回分のんでから、ゲンノショウコ煎じを作ります

 

 

煎じは、とろ火で煮込んだものと思えばいいです

 

 

まず、10gを、いつもコーヒー豆を計っているタニタ君で計量

 

乾燥葉だけに、けっこう、多い。汁椀いっぱいはあるかな〜。

 

そして、このお茶パック大(10.5cm×11cm)に押し込むと、パンパンになるくらい。

 

 

パンパンやないか〜(by オール巨人師匠)

 

 

こいつを、500〜600mLの水で煮込みます=これを、煎じるといいます

 

お茶パックなしで、煎じてもいいですが、葉っぱが大量に浮くのでザルなどで濾す必要が出てきます

 

 

火は最弱、タイマーを20分程度にセットして、様子を見ます

 

煮詰めて水が半分くらいになってもいいです

 

温かい状態のこのゲンノショウコ煎じを、2回程度にわけていただきます。

 

 

これで、ふーふーしながら飲めば、お腹も温まります

 

 

時系列で行くと

 

18:00 胃苓湯二回分のむ

 

18:30 ゲンノショウコ煎じができたので、できたうちの半分を温かい状態のまま、のむ

 

19:00 既に、結構楽になっている

 

20:00 少しゴロゴロいってるので、トドメに、ゲンノショウコ煎じの残りをとろ火で温め直し、残りを胃苓湯一回分とともに飲み干す

 

21:00 特段、症状もなく回復。

 

 

翌朝、快調。

 

 

※ゲンノショウコには、タンニンが含まれており、一気に短時間に飲むと、渋抜きした柿を大量に食べると吐くのと同じ原理で、吐き気を催すことがありますので注意してください。

 

 

 

いや、ほんまに凄いっす。

 

 

漢方を知る前は、この手の感染性の下痢で散々苦しめられてきました

 

 

腹がきゅーっと収縮して痛いうえに、体力まで奪われる、小腸由来のぴしゃーっと出る系の下痢

 

 

漢方知ってから、なぜかかからず、試せずじまいでした。

 

 

色々漢方試してきたけど、ここまでQOLが上がった感じのものは久々です。

 

 

ゲンノショウコは、日本古来の伝統薬の薬草。

 

 

現の証拠

 

 

が所以といわれており、それだけ効き目は鋭いのです

 

 

抗菌力にも優れているとか。

 

 

日露戦争で有名なあの乃木さんの部隊の話で、日清戦争後の旅順で汚い水から多くの兵士を救った実績があります(大正時代刊行の文献、天霊の妙薬ゲンノショウコより。国立国会図書館でネットからでも有料で請求可能。)

 

 

その日清戦争は、戦死よりもこういった病気による「戦病死」のほうが多かったそうです。

 

 

今回のをまとめると

 

 

胃苓湯で、

 

腸からの水分吸収手伝って、下痢の脱水予防&下痢止め

 

下痢による、腹痛止め

 

胃腸を元気に

 

 

ゲンノショウコで

 

抗菌

 

下痢止め

 

になったと思われます

 

 

それに加えて、

 

 

あれ?? なんか、怪しいぞの段階で対処できたのも大きいですね

 

 

早い段階で手を打つことを勧めます

 

 

ゲンノショウコと胃苓湯

 

 

本気で効くとわかったので、しっかり常備しときましょう♪

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てか、もとは野草で、日当たり良ければ育つので

 

苗を買って、ゲンノショウコを庭に植えるのも良さそう。

 

僕は、家買ったら植えます、マジで。

 

タラノキや、ミントは絶対にダメ。

 

ミントは鉢を割るし、匂いかいで捨てた茎から根っこが出ます(T_T)

 

タラノキは地下茎でお隣さん敷地まで行って、喧嘩になる確率大。

 

とんでもないところから大量に生えてきますよ(笑)

 

田んぼと里山しかない以前の家に植えられてましたが、毎年、あれ?って場所から驚異的な繁殖力で増えてました^^;

 

 

手軽に薬草を庭に植えたかったら、ゲンノショウコですね^^

 

 

ひとこと。

 

 

ここまで、効くとは思ってなかった。。。

 

 

☆今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました☆彡