ココロの漢方

20代の時に風景写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら全国を放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた、薬局で働く現役の漢方大好きで風変わりな薬剤師が、ドラッグストアや通販で手に入る漢方やメンタル面、ランニングや呼吸などによって自身を整えていく考え方や独自の価値観を紹介しています。

清暑益気湯はなんで、暑気あたりにいいのか考えてみました♪

最近、死ぬほど暑い。

 

 

そんな真夏に重宝するのが、清暑益気湯(せいしょえっきとう)です。

 

 

熱中症を予防するわけでもない

 

 

そもそも、なぜ夏にバテるのか?

 

 

清暑益気湯とは、何者なのか?

 

 

市販されていないので、ドラッグストアの漢方を組み合わせてどうやって作れるのか?

 

 

書いていきます。

 

 

 

北陸でも暑さは容赦ないです。そうなってくると、やってしまうのが

 

 

身体を冷やす

 

 

という行為。

 

 

僕は、悪の連鎖と呼んでいることがあり

 

 

暑い!!

暑くて、へばる。

冷たい飲み物のむ&冷やし〜ばっかり食べて、内臓が結果として冷える

&飲み物を飲みすぎて、体にうまくさばけない水が溜まってだるさが増す

体に水がたまる&冷やしまくったことにより内臓が弱る

加えて暑さでまた、へばる

いよいよ目に見えて体調がおかしくなってきて、へばり具合が急加速する・・・

 

 

で、バタンキュー。

 

 

これが、暑気あたりの流れかと思います。

 

 冷たい飲み物などで内臓を冷やすというのは、

 

胃袋がアイスノンの氷枕みたいな感じですから、もうガンガン内臓を冷やします。

 

わ〜身体に悪そう、、、

 

裸で寝て、扇風機の風で身体を冷やす行為

 

これは、日々、目に見えて体力が落ちていきます

 

 

僕が富山にいたとき、なんと最初の2年はエアコンが古民家だけあって、ついていませんでした。

 

 

北陸って大阪なみに死ぬほど暑くて、とてもじゃないけど温かい食べ物や飲み物なんて摂ろうと思えなかったです。

 

 

暑さでへばるのもありましたが、それゆえに冷たいものしか摂れない気持ちもよくわかります。

 

 

うまくさばけない水と内臓が弱ることにより 

 

 

下痢もします

 

 

 

もうヘロヘロになって当然です。

 

 

 

この悪の連鎖を断ち切って、体力を回復させていくために清暑益気湯が大活躍♪ 

 

 

念のためですが、別に、アイスノンみたいに身体を冷やしてくれるわけではないです。

 

 

余計に弱りますから^^;

 

 

ただ、そういう生薬が全く含まれていないことはないです。

 

 

それでは、いつものように構成生薬をみていきましょう♪

 

 

まず、一番の原因である内臓の冷えから。これは、人参(朝鮮)や当帰で温めて対策。

 

 

暑さなどからへばったが故の、気力体力の衰えは、人参(朝鮮)と黄耆(オウギ)による、通称「参耆(じんぎ)剤」でカバー。

 

 

水をうまくさばけないことによる水分過剰や下痢には、白朮(びゃくじゅつ)や蒼(そう)朮など、朮剤(じゅつざい)で利水

 

 

汗かいて体力落ちて脱水起こして、声を出すのもしんどいものなどには、人参と麦門冬と五味子(生脈散)でカバー

 

この生脈散が、今回の清暑益気湯のメインディッシュみたいなものです。

 

 

脈を生き返らせる散です。脱水でへばるというのは想像以上に辛くて、

 

 

僕も真夏に水分補給せずに長時間走っちゃって、へばったことがありますが、腹に力が入らず、声も、か細い声しか出せません。

 

 

脈もそうですが、腹に力が入らなくなって、声が出ないくらいへばったら生脈散を飲むべきですね。

 

 

陳皮で胃腸元気にしてやって、食欲回復させるのと

 

 

人参(高麗)は、弱っていると身体にこたえて飲めないこともあります。

 

 

四君子湯など人参剤に、陳皮を加えてやると飲めるようになります。

 

 

四君子湯に陳皮を足したものを異功散と言います。

 

 

 

異功散のような目的としての陳皮とも考えれます。

 

 

黄柏でちょいと冷やす、暑いのに扇風機で我慢してると、足の裏とか背中とかホクホクしてくるアレを治します。難しい言葉で津液の不足による虚熱と言いますが、今回は省略。

 

 

そんな感じ。

 

 

ベースは、僕の大好きな補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

 

 

ですが、だいぶ配合内容は変わっています。

 

 

もちろん、寝る前に補中益気湯のんだり、

 

 

涼しい環境では、温かいお茶を意識してのむ

  

 

これだけでも、だいぶ違います。

 

 

ただ〜し!!

 

 

清暑益気湯のんでいるからといって

 

 

冷たい飲み物ガンガンのむ

 

 

暑いのを我慢する

 

 

ことは良くないです。

 

 

この記事もエアコンが効いて寒いくらいのカフェで書いています

 

 

自分に優しくすることが大切です♪

 

 

ジュースやコーヒー程度のお金ケチって、命削ったら元も子もないっす

 

 

これだけ書いてアレですが、

 

 

この、清暑益気湯は売ってません(T_T)

 

 

が!!

 

 

ドラッグストアの置いてある商品を応用して作れるので

 

 

記事にしてみました。

 

blog.omoshiro-yakuzaishi.fun

 

 

 

気になる人は、試してみても面白いかもしれないです。

  

 

 

おまけ。

 

 

 

うちは、電力自由化の会社なんでネットで電力使用量がわかります。

 

 

電気代が高いと言われる窓用エアコンを一日つけっぱなし、最高37℃、最低でも30℃近くあった超絶猛暑の日に一日の電気代を見たら

 

220円でした笑

 

除湿機までつけて。

 

スタバのコーヒーより安いで、しかし〜。

 

 

清暑益気湯も大事ですが

 

 

エアコン、ちゃんとケチらずつけましょう♪

 

 

 

☆今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました☆彡