ココロの漢方

風景写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた少し変わった薬剤師が、健康を保つために漢方を自分で使えるようになるための考え方や、ドラッグストアレベルの漢方を使っての日々の健康管理、価値観を独自の視点からつづるブログです。

毒にもならんものは、薬にもならん!? ~附子:トリカブトのはなし~

もう4年前くらいでしょうか、住み込みで放浪していたときに、休みの日に山を歩いていて、本当に偶然出くわしたのがこの御方

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小さな沢から少し離れた場所にしれっと生えていました。

 

このキンポウゲの仲間独特の毒々しい濃い緑の葉っぱ、紫の異様なオーラの花

 

この紫の花の主は、

 

そう、トリカブトです。

 

 キンポウゲの仲間は、ウマノアシガタや福寿草など毒草が多いのです。

 

黄連もキンポウゲですが、あれは薬草ですね。しかし、胃を冷やす副作用もあり、要注意生薬です。

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キクバオウレンの花


 この花の形からトリカブトという名前が来ているのですが、勘違いしている方も多そうなので断っておきますと

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「全草」毒草です(花の蜜も。毒草でも猛毒)

 

根っこが親玉と子分にわかれていて

 

デカイ親玉を烏頭(うず)、子分というか小さい方を附子(ぶし)として漢方で使います。

 

薬局で見れるのは、炮附子(ほうぶし)と言われる、附子を塩水に漬けて加熱して毒を抜いた劇薬の白い粉(炮附子末;ほうぶしまつ)だけですね。

 

劇薬っすよ、劇薬。

 

桜餅の葉っぱのような、絶妙な塩味がします。

 

僕が漢方薬局にいたとき、乾姜や乾姜の入った漢方薬の調剤でアレルギー性鼻炎を勃発させて、たまりかねて小青竜湯に附子末を加えてお湯でのんで、鼻水を止めながら調剤していたことを思い出します。

 

狂言にも、お坊さんがめっちゃ美味しいものを、これは猛毒の附子(ぶす)やでと言って弟子を騙して脅して独り占めしていたのを、命がけでこっそり弟子が食べたら美味くて美味くて、完食してしまった言い訳として、申し訳なくて「ぶす」を食うて死のうと思いましたが、食っても食っても死ねませぬ~云々とある附子ですが、

 

これだけが猛毒ではなく

 

昔、僕の知り合いの薬草に非常に詳しい方が、トリカブトの葉っぱをかじったらどうなるだろうと思って、好奇心でかじってみたらしいのです。

 

※その人はプロで、わかっていて自己責任でやっています。

(僕の心の声:いや、プロなら食うなよ^^;)

 

自己責任だろうが何だろうが、絶対に、マネはしないでください。最悪、命落とします。

 

葉っぱをかじったら、凄まじい動悸がしてきて、汗や涙や鼻水など、液体という液体が身体の穴という穴から出てきて、本気で死ぬかと思ったとのこと。

 

その人はちなみに、マムシグサの実をこれも、知っていて好奇心で食べたらしく、口の中が大変なことになったとかで、武勇伝を聞く方としては興味深いですが、絶対に真似はしないでください。

(僕の心の声:あなたが今生きているのは奇跡です)

 

 

附子は僕の中では、大黄さまに次ぐ面白い生薬で、色んな効果があります。

 

麻黄附子細辛湯では、アレルギー性鼻炎(寒証;鼻水の滝系)や帯状疱疹の鎮痛などに

 

寒証のアレルギー性鼻炎(鼻水の滝系)の特効薬的な存在で、この3つの組み合わせに抗アレルギー作用があると言われていますが

 

この場合の附子は利水の効果もあるのではと言われております

 

八味地黄丸や、なんとか加(朮)附湯などでは温めたり

 

神経系の痛み止めに使ったり

 

 

あとこれは、僕が一番おもしろいと思った作用ですが

 

 

古い瘀血を動かせるとも言われており、通導散や治打撲一方に加えて使うこともあります。

 

 

そのかわり、使用に注意を要する生薬でもあります。

 

 

さて、このトリカブトの花言葉は

 

 

トリカブト全般の花言葉

「騎士道」「栄光」「人嫌い」「厭世家」「復讐」

 

 

 

だそうです。

 

 

騎士道や栄光はともかく、他はロクなのないですね〜(笑)

 

 

僕が 花言葉を新たに付けるとすれば

 

 

毒にもならんものは、薬にもならん

 

 

野生のトリカブト、しばらく見てないのですが、iPhoneに残っていた写真でふと色々感じることがあったので書いてみました。

 

 

 

 

 

 

 

蝉(セミ)と漢方と全国放浪して感じたこと

梅雨明け前やというのに、蝉が鳴き始めましたね^^

 

僕は、思えば、全国色んなところに住んだんですが

 

各地に、色んな蝉がいました。

 

方言が各地で異なるように、蝉も全く違います。

 

生まれ育った関西では、クマゼミという

 

シャーシャー・・・・

 

という強烈な鳴き声で鳴く、朝の目覚まし時計の代わり、木の下を通ればシャーシャーではなく、大量のクマゼミの鳴き声でグワングワンと共鳴していて、もはや騒音レベルの鳴き声です

 

北海道では、6月に100キロウォークのため、山沿いの道を歩いていると、なんとも言えない、おおよそ風情のかけらもないような蝉の鳴き声と思しきものが聞こえてきました

 

エゾハルゼミだと聞いて、そんなものがいるのかとびっくりしましたね。

 

夏が本当に短い、お盆を過ぎれば急速に冬に向かう北海道の夏

 

植物は短い夏の間に命をかけるかのように、内地(本州)では見たこともないような花が咲き乱れていましたが、蝉も同じなのでしょう。

 

北陸にいたとき、一番びっくりしたのが

 

梅雨明け、蝉の鳴き声がヒグラシから始まったことです

 

ヒグラシといえば関西では、あゝ夏が終わっていく・・・、あゝ夏休みが終わってしまう・・・というような、物悲しい雰囲気があるのですが

 

 

なんと、このヒグラシから北陸の夏が始まったのには本当に驚きました。

 

 

住む場所が変わると、蝉も本当に変わります

 

 

漢方では、蝉も立派な漢方生薬になります

 

 

幼虫や成虫ではなく

 

 

その抜け殻を使います。

 

 

蝉退(せんたい)と言います

 「蝉の抜け殻」の写真

 ↑今日から、こいつを見かけたら漢方生薬を見つけたと思いましよう(笑)

 

 

主に、かゆみ止めに使われていて

 

 

ドラッグストアにある有名なものでは

 

 

消風散(しょうふうさん)

 

 

という、蕁麻疹(じんましん)の第一選択というか、ベースになる漢方に入っています。

 

 

蕁麻疹の中でも、風呂に入ると夜中に出たり、身体を温める漢方を飲んだら出たりする風熱型と言われる、温めると出るものに主に使います。

 

 

まあ、しっかし、よくこんなものが、かゆみ止めになるとわかったな〜と古人には頭が下がります。

 

 

気持ち悪い〜と言われそうですが

 

 

蕁麻疹には、ひどいものには越婢加朮湯や黄連解毒湯などを状況によって使い分けて、併用したりしますが

 

 

「効くものを、効く量」のめば、30分ほどで効いてきます

 

 

蕁麻疹の、あのかゆみが「退く」わけですから

 

 

蝉「退」さまさまです^^

 

 

 

 

P.S.

 

★地獄の100キロウォーク経験談はこちらから(安易な参加はオススメしません^^;)

 

blog.omoshiro-yakuzaishi.fun

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カジサックさん、おめでとうございます!!!

昨年、10月1日に宣言して

 

 

7/11に100万登録達成という目標を達成されたカジサックさん

 

 

最初から登録していましたが(←ドヤ顔)、今でこそ高評価が多いですが、最初の頃の低評価のバッドの付き方のエゲつなさときたら・・・

 

 

自分で動画を一本でも作ってアップしてたら、他人にバッドなんてとてもじゃないけど、つけれません。。。

 

 

それが、コメント欄を見ていると、日に日にどんどんファンに転じていくのが目に見えてわかったのには驚きでした。

 

 

家族の方の支えの大きさという点にも、感動しました。ここで感動される方も多いと思います。

 

 

 

カジサックさんのひと言

 

 

 

人あっての僕

 

 

 

 

みんな泣いてて、こちらにも感情が伝わってきます

 

 

 

おめでとうございます!!!

 


【登録者100万人到達記念】僕のチャンネルを登録、見てくれた全ての方へ〜緊急生配信〜

 

今回、感じたのは

 

 

宣言することの大切さ。

 

 

僕も、この前、初めて宣言してみてわかりましたが

 

 

ちょっと後悔しますね(笑)

 

 

でも、言うてしもたからには、やるしかないという思い

 

 

宣言したら、不思議と応援してくれる人が出てくる

 

 

ズレようとすると、不思議と修正がかかります

 

 

いや、この前こう言うたしな〜と、ズレから自動修正する心理の変化があります

 

 

言わなければ、少しくらいズレてもいいかな〜と、ほんまにあっという間に流れちゃって、忘れます。

 

 

100万登録という目標ではなくとも、僕も励みにさせていただきたいと思います。

 

 

改めて、おめでとうございます^^