ココロの漢方

写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた、一風変わった薬剤師が日々の思いを綴ります。

「漢方1日3回のんでも、効かへんやつ」シリーズ〜第1回「小青竜湯と花粉症」〜

花粉症になってしまったっぽいので




「漢方1日3回のんでも、効かへんやつ」シリーズぅ〜♪(ドラえもん風)




他人事だと余裕をかまして


その横で、鼻から深呼吸とか見せつけてやっていた



花粉症になってしまったようです(T_T)


深呼吸で、相当花粉を吸い込んで、バチが当たったようです(T_T) 




しかし!!!




漢方を試す絶好の機会なのであります(-ω☆)キラリ





まず、ドラッグストアで葛根湯によく見かける「小青竜湯」についてです。



※麻黄の入ってない漢方で、鼻水の滝百選止めたった話はこちらから 





葛根湯は、花粉症関係ないですが、飲み方にタイミングとコツがいるので、後日解説します。





小青竜湯・・・。しょうせいりゅうとう。





これも、葛根湯同様、1日3回食前にのんでも効きません。





花粉症の時期に、よくPRされてますね。




鼻炎やカゼで、ドバドバ鼻水が出る時=アレルギー性鼻炎の




「発作」




に使います。





発作といっても、心臓が止まるわけでなく





鼻水ドバドバが「突然」くる、アレです。





注意点ですが、麻黄(まおう)という生薬が入っていることです。
 
 
 
この時点で、妊婦さんはのんではいけません。
 
 
 
コーヒーを飲むと動悸したり胃が荒れるので飲めない人も控えたほうがよいです。




では、話を進めます。




僕自身、ひどいアレルギー性鼻炎で、部屋を掃除したりしてほこりをたてようものなら





ドバドバ鼻水が出る



くしゃみ止まらず連発



くしゃみのせいで腹筋が筋肉痛



腹筋の筋トレ状態で掃除どころではなくなるレベルです。



 

この場合、市販の小青竜湯をで飲んだだけでは効きは弱かったです。



以前、しごと中に鼻の粘膜を刺激するような漢方生薬(乾姜)を扱っていて


鼻水と涙が止まらなくなってしまったことがありました。



あれを例えるなら鼻水の滝です。



滝百選もいいところでもう掃除の時の比較ではないレベルです。



なんせ出る量が半端ない・・・。





そこで、のんだのが薬局にあった小青竜湯と、トリカブトを原料として毒性をなくした附子(ブシ)の粉末でした。






これを風呂の温度より高い程度のお湯で飲むと



あれほどひどかった洪水のような鼻水が止まりました。




試すために、ストップウォッチで何分で鼻水が止まるか計測したことがありますが



ぼくの場合15分程度でした。



もちろん、体質、のむ量、漢方薬の質に左右されますので時間は、一概には断言できません。




ということで、理想




小青竜湯に附子(ブシ)末を加えてお湯でのむ・・・




なんですが、ブシ末は劇薬です。まず、ドラッグストアには単体置いていません。


ドラッグストアにある牛車腎気丸とかには、入ってるんですが・・・。 





しかし、




「お湯でのむ」




ことは、可能です。




なぜ、お湯でのむ必要があるのか?




それは、




漢方の世界では、鼻炎の、あのサラサラの大量の鼻水は、冷えて起きると言われています。寒証と言います。




冷えて起きるなら、温めよう!





ということで、小青竜湯には身体を温める生薬がはいっていますし、ブシも身体を温めます。



お湯ももちろん、身体を温めます。




で飲んで効かなかったのは、水では身体は温まるどころか、むしろ冷やしてしまいます。





いつも、小青竜湯をのんでいるけど、効きがイマイチ・・・の方は




鼻水がドッバドバ出る時に、




とんぷく=症状が出た時
 
 
でのむこと




そして、




この「温める」必要があるということを意識されると良いです。




しかし、いよいよ、何をしても小青竜湯が効かないレベルになると



体質改善も必要になってきます。




体質改善用の漢方も、当帰芍薬散などがありますが




それ以上に!!




「日々の生活を見直す」




ことが重要です。




日々の生活を見直さず、漢方に頼っては、風邪引いたから風邪薬をのむのとなんら変わりません。




鼻炎の人の場合、ぼくのように甘党、つまり甘いもの好きが多いです。




ただし、砂糖には麻薬のように依存性や中毒性があります。




急激な砂糖断ちは、ぼくも経験しましたが、リバウンドがあります。




数日は耐えれますが、禁断症状のようなものも経験したので


急激な砂糖断ちはオススメできません。

 



 

たまに、フェイスブックなどで、砂糖を断ったら人生変わったなどの記事を見かけますが




ぼくはその人がリバウンドしてないか心配です。




なので、ぼくは




少しずつ減らす




ようにしています。


今までは、ミルクティーに角砂糖3個いれてましたが



これを調整豆乳の甘みだけにするなどです。



必要以上に砂糖を入れることを数年かけて減らしたことにより、相変わらず鼻炎ですが、以前ほどひどい症状はでなくなりました。



ちなみに、鼻炎以外でも

 

 
冷やすと症状がよくなるのか悪くなるのか
 
 
温めると、症状がよくなるのか悪くなるのか



これらを把握しておくと、漢方薬局等で相談する際に役に立ちます。



★まとめ★
 
・小青竜湯を鼻炎の鼻水ドバドバに使う時は、とんぷく=その症状が出たときだけ
 
・お湯でのむ
 
・鼻炎体質のひとは、甘いものを、「少しずつ」減らす

・小青竜湯は、花粉症の鼻水の滝など、普段から冷え性気味の人向けです。

熱持ってるというか、鼻づまりがヒドい人には向きません。

 



最後まで、お読みいただき、ありがとうございました^^