ココロの漢方

風景写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた少し変わった薬剤師が、健康を保つために漢方を自分で使えるようになるための考え方や、ドラッグストアレベルの漢方を使っての日々の健康管理、価値観や多趣味の事などを不定期につづります^^

血圧と古民家の錆びた水道管の話

高血圧治療の指針が変わったのが、ニュースになったのは記憶に新しいですが

 

うわ〜めちゃくちゃ厳しいですね〜^^;

dm-rg.net

 

75歳未満、130/80って、

 

てか、この位の血圧の人って年齢問わず、めっちゃ多いでしょうね^^;

 

血圧も血糖値も単純に下げればいいというものではありません。

 

 

 

例えば、血糖値。

 

下げすぎると昏睡状態になります。

 

血糖値を下げるホルモンがインシュリンだけで、他は血糖値を上げるホルモンであるのもうなずけます

 

血圧もそうで、最高血圧が100を切るとこれは、低血圧といいます

 

低血圧は、なった人間にしかわからない辛さがあり

 

毎日朝が辛くて、一日中ぼーっとしてて、鬱のような、だらしのないような、病弱な人というレッテルを貼られて、辛いことこの上ないのです。

 

挙げ句の果てに、仕事の終わる頃から、なぜか元気になってくるもんやから、

 

「5時から男」

 

なんぞと呼ばれるありさま。

 

その低血圧の人(フクロウ型)の救世主的な漢方が、苓桂朮甘湯であるわけですが^^

 

blog.omoshiro-yakuzaishi.fun

 

低血圧が酷いと、毎日のようにめまいだの、貧血だのでフラフラになって、いよいよダメ人間のレッテルを貼られます。ああ、辛い〜

 

でも、大丈夫です。苓桂朮甘湯の存在を知ったからには^^

 

 

 

血糖値も血圧も、低すぎても高すぎてもダメなのです

 

 

 

さて、話を変えまして

 

 

 

僕は、富山にいたとき、築半世紀以上、家の中に井戸があって

 

しかも前住人のセンスが抜群で、その井戸の真横に鏡付きの洗面台があるでかい、15LDKくらいの古民家に住んでいたことがあります。

 

しかも1人で・・・。

 

夜なんて、怖くて鏡見れませんよ、まったく(笑)

 

古民家の水道って、悲惨極まりないもので

 

蛇口をひねれば、赤サビが大量に混じった水が出ます

 

※赤さびイメージ図。

f:id:dreamtraveler31:20190607181042j:plain

 

リフォームで、トイレを最新式の直結式に変えられていたのですが

 

なんと、洗濯機回していたり、風呂炊きしていると

 

水が、ほとんど流れない(T_T)

 

危うく詰まらせるところでした。

 

水道局に電話して、元栓の圧を水銀柱で正確に測定できる装置で測ってもらったことがあります

 

結果は、、、

 

 

 

元栓付近の、本管の水道の圧は全く異常なし(笑)

 

 

 

家まで引く、かつ屋内の水道管が老朽化で錆びついていて、末端の水の流れが悪いのです

 

 

錆びついて、そのサビの中を流れる形になってしまい、細くなってしまっているので、圧はかかっていても流れる量は少ない状態

 

 

こういう場合の解決法は

 

 

 

水道管の詰まりを取る

 

もしくは、老朽化した水道管を取り替える

 

 

ことが、一番の解決法です。

 

 

では、ここで、大元の水道管の圧力が下がったとしたらどうなるでしょうか?

 

 

いよいよ、末端の屋内の水の流れが悪くなり、流れる水の量が減ります

 

 

最「低」血圧が100を越えているときは、瘀血であると言われます

 

 

※万病のもと、瘀血(おけつ)についてはこちら。

 

blog.omoshiro-yakuzaishi.fun

 

微小循環障害などと言われ、いわば血の巡りが悪くなっている状態が瘀血で

 

 つまるところ、最低血圧が100を超えているときの血管は、水道管が錆びついて中身がサビで詰まりまくっていて、古民家の水の流れの悪い水道みたいになっているわけですので

 

 

通導散など駆瘀血剤で下すことが大事になります

 

 

最低血圧が100を越えている場合の高血圧は、要するに

 

 

血流が悪くなってるから、末端まで送るために圧を高くしているということ。

 

 

意味があって、意図的に体が血圧を上げているのです 

 

 

当然、解決法は

 

 

まず、血流の悪さを改善=瘀血を下してやる。

 

 

もし、この状態で血圧を下げる一辺倒でいけばどうなるか?

 

 

末端、例えば脳の血流が悪くなって、最悪ボケます

 

 

最高が200もあれば、それは下げる必要がありますが

 

 

一概に下げろ、下げろと不必要に下げまくっていると

 

 

血圧が下がりすぎてフラフラになって、車の運転を誤る(最近、ただでさえ踏み間違い事故報道が多いのに)

 

貧血でぶっ倒れる

 

ボケる

 

 

など、もっと深刻な問題を引き起こしかねません。

 

 

血圧が目標値に下がったけど、代わりにボケたなんてことも起こりえます。

 

 

ただし、漢方単独では大きく血圧を下げることは難しいです

 

 

さすがに、常時200近くもあれば危険なので、西洋薬との併用を考える必要があります

 

 

しかし、瘀血の考え方や他の要因も考えて

 

 

どちらかが優れていて、それ以外は論外という極論に落ちるでなく

 

 

漢方と西洋医学とお互いの強みを活かしていく、新たな時代が来るといいなと思いますね。