ココロの漢方

オカリナを愛し、写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた、一風変わった薬剤師があまり知られていない漢方の知識や、漢方を使っての日々の健康管理、多趣味のことなどを幅広く、不定期に気ままにつづります(^^)/

過敏性腸症候群(IBS)になったので、桂枝加芍薬湯を使ってみた話

 

一時期、髪の毛が異様に抜けまくるくらいストレスが溜まってた時期がありまして

 

ご多分に漏れず

 

過敏性腸症候群になっていました。

 

 

オカリナ吹き始めたら、だいぶ治ったんですが(笑)

 

 

いちおう、書いときます。

 

 

これも、色んなタイプがありますが

 

僕の場合は、「腹痛・便秘型」

 

というもの。

 

強烈に腹が痛くなってるのに、あんまり出ない(失礼!)とか

 

腹痛いけど、ゆるゆるちゃんでもない

 

やたら回数が多い

 

というものです

 

ストレスで、腸がキューッと縮こまって出の悪さと痛みになっているのです

 

このタイプには、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)

 

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が効くと言われますし、実際よく効きました ※個人差があります

 

漢方の記事を書く際に気を付けていることがあって

 

構成生薬を必ず、分析すること。

 

これを怠ってはなりませぬ〜

 

桂枝加芍薬湯とは、文字通り

 

桂枝湯(けいしとう)

 

に芍薬

 

を加えたもの。

 

 

だから、なんやねん、、、

 

 

ですが

 

桂枝湯には

 

桂枝(シナモン)

 

芍薬

 

大棗(なつめ)

 

生姜(読みは、しょうきょう;ショウガっす)

 

甘草

 

です。

 

このうち、芍薬と甘草

 

これは、芍薬甘草湯という、以前過去記事に挙げた常備薬にしたい漢方の1つで

 

こむら返りには5〜6分で効くなど効果は目を見張るものがあります。

 

この芍薬と甘草の組み合わせには

 

筋肉を緩める

 

という効果があり、

 

骨格筋のみならず、内臓の筋肉もちゃっかり緩めてくれます

 

※内臓は、平滑筋(へいかつきん)という、自律神経支配の、自分の意志で動かせない筋肉になります

 

胃よ、動けと念じても動きません(笑)

 

芍薬甘草湯はドラッグストアに、なんぼでも置いてあります

 

この桂枝湯に、芍薬をさらに加えて、この緩めるパワーを増強したのが

 

この桂枝加芍薬湯。

 

温める系の生薬に、筋肉を緩める効果のある生薬コンビネーションが加わっていると、

 

芍薬や甘草、生姜や桂枝を見て、検討がつきます

 

芍薬(皮なし)は冷やす方向に働きますし、温める生薬が入っているとそれをカバーできます。

 

あとは、甘草と大棗ですが、これは甘麦大棗湯なんてものがあるように

 

鎮静というか、高ぶる興奮を抑える方向に働きます。

 

今回の主役は、芍薬と甘草ですが

 

同じ過敏性腸症候群でも、下痢型の場合は甘草と大棗が主役になるような物を選んだり。

 

冷えが強い場合は、温める漢方を出したり。

 

桂枝加芍薬湯は、いずれにせよ基本となるものなのでよく用いられます。

 

長くなりましたが、芍薬と甘草の組み合わせ。

 

あ〜、だからストレスでキューッと収縮した腸にいいんだと、文字通り

 

「腑」に落ちます(うまい!?)

 

そう、痛みの原因は腸の過度の収縮

 

これには、芍薬や厚朴がいいので

 

応用すれば

 

細菌性の感染症で、お腹が強烈に痛いときにも使えます

 

胃苓湯なんかがそうです。

 

これも、常備薬にしたい漢方の1つ。

 

これからの季節の感染性の下痢には、抗生剤と胃苓湯が大事っす^^

 

あれは、厚朴(こうぼく)で緩めて腹の痛みを取ります。

 

足りなければ、芍薬を足します。

 

現に僕なんかは、芍薬が目的で、桂枝加芍薬湯や、エキスの芍薬甘草湯か四逆散を足したりします

 

blog.omoshiro-yakuzaishi.fun

 

あと、芍薬甘草湯の有名な副作用に

 

偽アルドステロン症

 

というものがあります。

 

ややこしいので、詳細は後日にしたいと思いますが

 

これを防ぐには、

 

一日3回、毎日のむを継続を、絶対に「やらない」こと。

 

なんか、写真の袋に1日3回なんて書いてますけど

 

無視してください、無視。

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必ず、頓服(とんぷく)=症状が出たときだけ

 

 

を守ることです。

 

市販の漢方は、医療用の半量です。

 

1包で痛みがマシになればいいですが、効きが怪しいならもう1包追加するくらいなら大人なら大丈夫でしょう。

 

構成生薬、その組み合わせ、その組み合わせによる効能を覚えていくと

 

応用がいくらでも効くのが、漢方の面白い所。

 

もちろん副作用も、しっかり理解しておく必要もあります。

 

 

 

この過敏性腸症候群の一番の治療法は、、、

 

 

ストレスの元を断つ!

 

 

当たり前っちゃ〜当たり前なんですが^^;

 

 

そして、吹いて1週間でマシになった、オカリナ効果すげ〜(笑)

↑もち、個人差があります(^^)/

 

 

 

☆今回も、最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

 

※基本的に、自己責任でお願い致します。一切の責任は負いかねます。

 

オカリナ吹いたら治るというものではありません。。。

 

 

P.S.

 

手帳に挟むと、こんな感じ。これでどこで腹が痛くなっても大丈夫♪

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