ココロの漢方

風景写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた少し変わった薬剤師が、健康を保つために漢方を自分で使えるようになるための考え方や、ドラッグストアレベルの漢方を使っての日々の健康管理、価値観や多趣味の事などを不定期につづります^^

漢方のかぜ薬といえばこれ、参蘇飲(じんそいん)〜妊婦さんものめる、漢方の総合感冒薬〜

 

 

人気なので再掲ぢゃ(^^)/

 

ドラッグストアに行けば、さも風邪薬のように売られている葛根湯ですが、

 

あれは発汗一発療法のためのもので、

 

 

厳密には風邪薬ではないうえに

 

 

構成生薬を見る限り、

 

 

風邪の症状がマシになるものが、1つも含まれていない^^;

 

 

強いて言うなら、麻黄か。

 

 

 

多分、おそらく、いや僕の勘ですが

 

 

 

売ってる方も、よくわかっていない

 

 

 

のが現状かと。

 

 

この現状に喝を入れるべく?

 

 

漢方のかぜ薬といえば、コレ

 

 

というものを紹介します

 

 

それは、、、

 

 

参蘇飲です(-ω☆)キラリ

 

 

じんそいん

 

 

と読みます。

 

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前にいた漢方薬局で買った分の瓶。

 

商品名こそジンソニン®ですが、じんそいんです。

 

この商品は、一般には売られてません(T_T)

 

ので、通販で別メーカーのものを買う必要があります。

 

 

これ、ほんとよく売れてましたよ。。。

 

 

いつもどおり、構成生薬の分析から。

 

 

構成生薬の組み合わせを知ることで、応用が効くのでありまする〜

 

 

チンピ

 

ハンゲ

 

ブクリョウ

 

カンゾウ

 

タイソウ

 

ショウキョウ

 

以上が、

 

二陳湯といって、水毒(体内の水分バランスが崩れまくってる状態)を治すもので

 

以前、藿香正気散で花粉症対策した記事で解説したのと同じです。

 

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花粉症のドッパドパ鼻水レベルの水分バランス異常もマシになるレベルです。

 

鼻水にいいでしょう。

 

 

あとは、

 

ニンジン

 

モッコウ

 

(タイソウ)=なつめ

 

ソヨウ(紫蘇の葉)

 

(チンピ)

 

(ショウキョウ)

 

これらは胃薬にもなります。

 

というのも

 

ゼンコ

 

カッコン

 

が胃にこたえるのを防いでくれます

 

こやつらは、解表(げひょう)といって、これも色々ありますが要は

 

体温上げて汗出したりして、こんちわ〜と体に入ろうとしてるウイルスを弱らせて叩き出します。

※抗生剤の代わりになるのではなく、単純にウイルスは熱に弱いので。

 

あとは、風邪でよくある、あの独特の頭痛を和らげたりするのも解表の一種ですが、そこまで強い効果はないと実感しています。

 

発汗一発療法で使う葛根湯ほど、強い解表の力はありません。

 

それでもちょい、体力使うので

 

人参は、消費した気力の回復にも効果が多少はあるかもしれません。

 

あとは、

 

キジツ

 

キキョウ

 

で痰が切りやすくなって、コロッと出てきます

 

出やすすぎて咳のときに、同時にポーンと痰が飛ぶこともあるので注意

 

(ハンゲ)

 

(ゼンコ)

 

※()は既出

 

は咳止め

 

です。

 

要は、

 

 

鼻水(小青竜湯ほど強くはないけど)

 

多少の解熱、風邪由来の頭痛やこわばりを取る(≒ほどほどの解表)

 

去痰 

 

胃薬

 

という

 

正真正銘の総合感冒薬です。

 

 

これを、総合感冒薬というのです。

 

 

葛根湯は風邪薬コーナーに置いてはいけないのです・・・。

 

 

この参蘇飲の一番大きな特徴は

 

 

妊婦さんOK

 

 

です。

 

 

葛根湯は妊婦さんダメです!

 

 

ドラッグストアは、どう考えても参蘇飲を売るべきでしょう(笑)

 

 

ドラッグストアにたま〜に置いてたりしますが、普通はまず置いてないので

 

 

通販で購入されることをオススメします。

 

 

常備薬に最適!!

 

 

てか、常備薬にしましょう♪

 

 

僕も、漢方勉強するまで、存在すら知りませんでしたが

 

 

汗がなく、首筋がやたらこわばるとか、強烈な悪寒の場合は、葛根湯や麻黄湯による発汗一発療法になりますし(体力を消耗&麻黄の副作用の観点から、妊婦さん、高齢者、子供さん禁止)

 

鼻水やくしゃみがやたら強く出るときは、小青竜湯や麻黄附子細辛湯をお湯でのんだりしますが(いずれも麻黄が入っており、附子も入ってるので妊婦さん禁止)

 

 

いつもと違って、カゼっぽいゾ

 

あ、咳出てきたっぽいゾ

 

という

 

絵に描いたようなカゼの初期にのむと

 

劇的に良くなります、ホンマに・・・。

 

 

半分くらい胃薬みたいなものなので、お試しあれ♪(自己責任で(^^)/)

 

 

僕のオススメは、補中益気湯との併用です。

 

 

☆葛根湯の発汗一発療法は発汗に体力を消費してヘロヘロになりますが、参蘇飲でも、解表の生薬が入ってるので、人によってはヘロヘロになります。

 

その場合、補中益気湯をのむと元気になります。

 

市販のドラッグストアのものはたいがい本来の半量など薄いので、効かせるために「自己責任」で加減するのもありでしょう。

 

いずれにせよ、ヘロヘロの状態で補中益気湯で回復してもいきなり仕事とかはNGです。

 

よく寝て、体力を完全に回復させましょう♪

 

そうすると、今まで取れなかったスポーツのしつこい筋肉痛などが取れたりすることもあり、身体の回復を促進させるためにカゼ引いたんじゃないかと不思議に思うことが多々あります。

 

 

 

参蘇飲の存在知ってるか知らないかで、この先の人生のクオリティ変わります。

 

 

 

特に妊婦さんって、市販の西洋薬はもとよりほぼNGやし、漢方でも飲める薬が限られるので。

 

 

 

五苓散もそうですが、

 

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知は力なり

 

 

です、ほんと。

 

 

【第2類医薬品】参蘇飲エキス〔細粒〕97 12包

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ひとこと。

 

 

 

 

 

なんで、家の中にコオロギがおんねん・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

☆今回も、最後までお読みいただきありがとうございました☆彡