ココロの漢方

北海道から小笠原諸島まで全国放浪歴あり、一風変わった経歴の薬剤師「広瀬謙典(けんすけ)」のブログです。漢方薬局にいたこともありますが、生き方を根本的に変えて、自分本来の良さを認めて自他ともに豊かに生きていくことが、より本質的な医療であるという思いがあり、好奇心の赴くまま、色んな経験を積み、様々な分野の一流の人に学んだりしていった経験から、せっせこ溜め込んできた知恵や知識などをつらつらとブログとして書きます(^^)/  結果としていっぱい笑った、元気になった、勇気づけられたなら幸いです。

苓桂朮甘湯とフクロウ型とヒバリ型と

 

さて、僕が愛飲していて、

 

面白いと思う漢方の一つが苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)です。

 

含まれている生薬は4つ

 

茯苓(ぶくりょう)

 

桂枝

 

白朮(びゃくじゅつ)

 

甘草

 

の頭か語尾か1文字ずつ取ったもので

 

苦味とかもなく、シナモン風味で甘くて非常に飲みやすい

 

甘草の副作用である、むくみも

 

茯苓や白朮のような、利水剤を入れることにより、長期にのんでも副作用が出にくい設計になっている

 

茯苓は、地中に生えるキノコであり、こんなトリュフばりに見つけにくいものを見つけ出し

 

五苓散や苓桂朮甘湯など、重要な利水剤として使えると見出した先人の凄さには、いつも頭が下がる

 

プロの漢方薬局の先生なら、この辺も考えて生薬の配合を加減してるだろうし

 

既成のものなら、補中益気湯もその1つであろう

 

これは、今みたいにグリチルリチンの偽アルドステロン症など知る由もない大昔の経験則だろうが、面白い。

 

ところで、人間には二種類あって

 

心屋仁之助さんは、

 

前者

 

後者

 

と言ったが、

 

漢方では、俗称として

 

フクロウ型

 

ヒバリ型

 

の二種類があるという。

 

フクロウもヒバリも鳥であるが

 

大きな違いは

 

夜行性かどうか

 

である。

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↑僕、ひろせ画伯作のフクロウ。もはや、センスの塊しか感じない、見た者を一瞬で沈黙させる力作である。

 

 

ちなみにフクロウの鳴き声は、はじめて聞いたとき

 

夜中に、どこのアホ犬の遠吠えかと思ったことがある。

 

どこのアホ犬ですかと聞いて

 

あれは、フクロウやと教えてもらった。

 

これになぞらえて

 

フクロウ型の大きな特徴は

 

朝にめっぽう弱く、いくら寝ても寝足りない感じ。

 

午前中は眠かったり、だるかったりでまあ、エンジンのかかりが遅い。

 

さらに、ご飯食べると眠くなったりする

 

大人になって立ち仕事をしていると、頭がフラフラするし、子供の頃は朝礼の外の集合で

 

校長先生のなっがい、お話の最中にふらっとして倒れる

 

若い頃は、1日や2日徹夜してもなんてこたーない

 

というイキったオッサン達の言うことが全く意味がわからず

 

徹夜なんてできないし、無理やりしようものなら、翌日は絶望的で次の日は10時間くらい寝る

 

夕方くらいから、急にテンションが上ってきて

 

夜の9時くらいから調子がMAX

 

もう夜なんて、目と頭と勘が冴えてきて

 

夜中にテンションがMAX

 

次の日朝が早いのに寝たくても寝付けず

 

布団の中で、目が冴える

 

で、また翌朝、絶望的に眠い中で目が覚める

 

というのがフクロウ型

 

 

ヒバリ型は、もう文字通りで

 

朝の5時から、草むらから

 

大声で鳴きながら

 

ヘリコプターみたいに、急速垂直上昇していく

 

あれが、人間になったやつ。

 

朝からテンションMAXで

 

エンジン全開絶好調

 

数時間の睡眠で、バリバリこなし

 

1徹2徹、その姿は星一徹

 

徹夜なんてなんてことない。

 

徹夜明けも平然とこなす

 

とりあえず、1日中エンジン全開

 

絵に描いたような、暑苦しい意識高い系の経営者みたいな人

 

これが、ヒバリ型

 

 

生まれ持っての体質。

 

 

フクロウ型が鍛えて、多少は強くなっても

 

 

子猫が親猫になるくらい

 

 

ヒバリ型は、鍛えなくてもライオン。

 

 

これだけ聞くと、

 

 

ヒバリ型のほうが、圧倒的にええやんという感じがするけれど、、、

 

 

年を取ると様変わりするらしい(まだ、年取ってないから不明)

 

 

 フクロウ型は、どんどん元気になり

 

 

徹夜は無理でも、妙な体調不良が減る

 

 

そして、若い頃は寝ていることが多いので無理をしていないので

 

 

長生きする

 

 

 ヒバリ型は、

 

 

若い頃から無理を、あるいは暴飲暴食をやり慣れていたり

 

徹夜など年をとっても、若い頃のノリで平然とするので

 

50代とかで、脳卒中になったり

 

と大きな病気をして身体を壊しやすい

 

 

とにかく、自分がヒバリ型と思うなら、不必要に無理をしないことである

 

 

どちらが、いいかと言われたら一概に言えない。

 

 

ちなみに、僕は典型的なフクロウ型である

 

 

マジで、すぐにダウンするし、20代前半など絶望的に体調を崩しまくっていた

 

 

で、なぜこの話をしたかと言うと

 

 

 

フクロウ型の特徴の、朝から夕方までずっと眠いが改善するのが、、、

 

 

苓桂朮甘湯

 

 

である。

 

 

 

フクロウ型の特効薬である

 

 

 

僕は、朝と昼にのんでいる、

 

 

甘くて美味しくてのみやすい。

 

 

そして、麻黄や附子剤、黄連や大黄、駆お血剤など

 

慎重な注意を要する生薬が入っていない

 

こと。

 

葛根湯のほうが、100倍くらい気を使う

 

 

そのへんのドラッグストアにも置いてあるが、薄いと思うので本来の1/2量とかなら

 

 

効かせるために、ある程度の加減は必要かもしれない

 

 

そして、フクロウ型であっても自信を持てる

 

 

今までの世の中の価値基準なら、フクロウ型は典型的なダメ人間だったが、、、

 

 

 

ヒバリ型やフクロウ型があるとわかれば

 

 

自分はフクロウ型やから仕方がないと割り切れる

 

 

フクロウ型でも、水泳やランニングや自転車やスキーなど長く続けられる、

 

バスケやサッカーみたいに爆発的な瞬発力のいるスポーツはできなくても

 

変にタイムを競うなどせずに続けていれば、健康的でいられる

 

 

また、それに応じた職業に就くことも大切かと思う。

 

立ち仕事など、論外。

 

 

僕は、ホテルマンなどやってきたが

 

 

あれは、典型的なヒバリ型の仕事であり

 

 

まず、例外なく体調を崩した

 

 

そういうことは、するべきでないと思う。

 

 

苓桂朮甘湯は、万能薬ではない。

 

 

フクロウ型の人が、ホテルマンの激務をこなすためにのんでも無理で、仕事を変えたほうが良い

 

 

 

自分の特徴を知り、フクロウの自分でも大丈夫な環境を選んで生きる

 

 

苓桂朮甘湯があっても、なお、フクロウ型であることには変わりないので

 

 

やはり、それでも午前中はエンジンがかかりにくい。

 

 

だから、ビジネス書にある、仕事ができるビジネスマンはやってる・・・みたいな、朝に細かい雑務をやりきるみたいなことはしないほうがよい

 

あんな本書いてる人はヒバリ型。

 

ぼーっとした状態で、注意力の必要な作業はしない

 

午前中は、ゆったり過ごす

 

午後、エンジンがかかって、テンションの上がってきた頃から

 

波に乗るサーファーのごとく、この機に乗じて人の3倍速でやってしまえばいい。

 

フクロウ型なら、午後のテンション上がる感覚はわかるはず(笑)

 

 

 

良質なコーヒーを、朝やティータイムに飲むのもいいだろう。

 

 

 

どうしても眠ければ、昼寝。

 

 

 

 

自分に優しく、生きていきたいですね^^

 

 

 

追記。

 

フクロウ型の人は、僕がそうですが、放っておけばいくらでも10時間でも寝ます

 

そして、夜になるにつれてテンションが上って、寝るのが夜の1時が2時になり、3時が4時になり、早朝に寝て昼に起きてと、あっという間に昼夜逆転生活に入ります。

 

 

昼夜逆転を予防するには、8時間寝たら、5秒のルールで無理やりでも起きる

 

前の日に肉体労働した、へばるようなことをしたのでなければです。

 

5秒のルール解説記事はこちら↓

 

blog.omoshiro-yakuzaishi.fun

 

 

起きて、朝起きてからのコップ1杯の水とともに苓桂朮甘湯。

 

そして、わちゃわちゃやってると眠気取れてきます。

 

スロースターターは、いつまで寝ても寝足りることはありません。

 

 

 油断するとあっという間に逆転しちゃうんで、注意してください。

 

 

 

 

 

☆今回も、最後までお読みいただきありがとうございました☆彡