日本一ナマケモノの薬剤師(自称)、広瀬謙典のぶろぐ

北海道から小笠原諸島まで全国放浪歴あり、日本一ナマケモノ(自称)薬剤師「広瀬謙典(けんすけ)」のブログです。漢方薬局にいたこともあります。今は富山に静かに住み着いています。好奇心の赴くまま、色んな経験を積み、気づくと、あなたは何になりたいのか、どういう方向性なのかよくわからない大賞受賞。仕方ないので、過去の経験から、せっせこ溜め込んできた知恵や知識などをつらつらとブログとして書きます(^^)/  ジャグリングのできる薬剤師を目指して富山の片隅で少しだけがんばってます

氷見の謎スポット、前田昌夫美術館へ念願の訪問

前田昌夫美術館

 

富山県民氷見市民でそう聞いて、ピンと来る人はツワモノ

 

行ったことある人は、もっとツワモノ

 

山を隔てた隣の石川県羽咋市へ抜ける、我らが氷見の誇る、狭すぎ国道415号線

 

谷屋の交差点で羽咋へ抜ける山の中のエンジンのうなる道と分かれて、より氷見市内でも山側の地域へと向かう

 

県道をひたすら車を走らせる

 

広く立派な道が、中学校を境に途中から急に狭くなり

 

ゾーン30の古い住宅が密集した狭い道になる

 

ギリギリすれ違えるかという道

 

左手には低山の里山の杉林の緑が映え

 

右手には、石川県との県境、宝達志水の山々がそびえる

 

自然の豊かな地域

 

かつて、この近辺に住んでいたこともある

 

家を一度タヌキに荒されたり

 

庭にアナグマが現れたり

 

クマが近所に現れるとか

 

コウノトリが来たとか

 

もう

 

田んぼと里山しかない、自然の豊かな地域

 

その田園地帯に突然現れる、謎の屋敷

 

写真がないので(理由はのちほど)

 

グーグル・マップを拝借

 

Google Maps: Report Inappropriate Image

 

こんな光景が現れたら、誰しもが疑うのは

 

 

怪しい宗教

 

 

いや、地方ならなおさらやろな

 

 

前々から気になってはいたが、ついに意を決して突撃

 

 

車をだだっ広い駐車場に停めて

 

玄関から入ると

 

笑顔が素敵な年配の男性が迎えてくれる

 

この男性こそが、館長の前田昌夫氏である

 

玄関のミニコンポからは

 

氏がお好きという、往年のトランペットの名演奏家

 

ニニ・ロッソの名曲

 

「夜空のトランペット」


夜空のトランペット  ニニ・ロッソ

 

の柔らかくも哀愁のあるメロディーが流れ、広い玄関を爽やかな空間にしている

 

以前、訪れたトランペット演奏している人が、これに気づき

 

今度、トランペット持ってきて演奏しますとのこと。

 

トランペット好きの人は、ここでツッコんで差し上げると、確実に一瞬で仲良くなれることだろう

 

長い、たくさんの絵が額装されて、壁画のように並ぶ廊下を経て

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応接の間に案内される

 

まず、イベントの案内などが送られてくるようで、住所を記す

 

そして、モカのドリップパックのコーヒーと、源氏パイの入った綺麗なお盆

 

にデザイナー作品の洒落たコーヒーカップと、お湯入りのポット

 

が運ばれてきて、自由に淹れてのんでくださいと言われる

 

コーヒーと源氏パイをたしなみつつ、住所をしるし、屋内の雰囲気を味わう

 

立派な、成人男性の体重ほどもある特注の本物のシャンデリア

 

見事な壁紙と室内の模様のマッチング

 

庭には、ヴィーナス像など

 

すべて、配置などは氏が設計したものという

 

先客に、年配の方々が4人ほどいらっしゃって、そちらのテーブルで会話に入られていたが

 

住所を書き終え、声をかけると、こちらに来ていろいろ話してくださった

 

まず、

 

怪しい宗教ではない

 

ということ。

 

 

これを、まず記さねばならない。

 

 

見た目で判断してはいけないのだ

 

 

前田氏は、以前はファッションデザイナーをされていたとのこと。

 

仕事が忙しく、名古屋にも家があり、以前ここは別荘にしていたが

 

今はここに住み、以前ファッションデザイナー時代に息抜きに描いた絵を展示して

 

土日祝と限られた時間だけ開放して、来客をもてなし、遠方から訪ねてくる人との会話を楽しんでおられた。

 

この絵のクオリティ、、、

 

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色遣い

 

色の階調表現(僕は、とくに牡丹の花の色の階調に釘付けになった)

 

 

写真をやっていると、どうしても階調表現に目が行く

 

 

動きのある、今にも飛び出してきそうな躍動感

 

そして、立派な額装

 

これを息抜きに描いたと言われたら、画家は卒倒するしかないだろう

 

こも見事な絵の数々

 

なんと、、、

 

くじ引きで当たれば、もらえるという!

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↑この中から、自由に選べる

 

氏いわく、事前に屋内にある立派な神棚で祈願すると、結果が変わるらしい。

 

ぜひ、絵を拝見がてらお参りを。

 

 

車一台につき一回

 

↑これは重要

 

一人一回ではなく

 

車1台につき1回

 

4人乗り合わせ1台なら、一回だけ

 

目の前で、クジを6枚作り

 

引かせてくれる。

 

大当たり→お好きな絵をプレゼント=1枚、確率1/6

 

当たり→ティッシュ一箱=3枚、確率1/2

 

ハズレ→何もなし(笑)=2枚、確率1/3

 

当たりの確率は

 

大当たりまたは、当たり

 

数学のA∨B

 

 

1/2 + 1/6 =2/3 つまり、67%の確率で当たり

 

 

これでも最近は来客が多いから減らしたけど、昔は大当たりが1/2だったらしい。

 

といっても、僕がここに来た頃のことだが。行っておけばよかったが、これもタイミングというものであろう。

 

 

目の前で氏が、鉛筆で小さな紙に書き入れ、小さく折りたたんでいく

 

尊敬するYouTuberのヒカルさんが以前動画で挙げて一躍有名になった

 

当たりのない、テキ屋の祭りのくじ

 

とは違い、確実に当たりがある。

 

少なくなったら足すだけや〜は、ない。

 

さて、小さく折りたたんだ紙を机上に撒き

 

どれか一発で選ぶ

 

 

僕は、目を閉じて

 

 

静かに瞑想し

 

 

一つ白く光ったものが目に浮かんだ

 

 

これや。

 

 

以前、高山線乗ろうと切符まで買っていたが、出発の数日前に、

 

夢の中で、高山に行きたいんや〜と叫ぶ夢を見て、不審に思い調べたら

 

切符買った次の日くらい、調べた日のつい先日に、大雨で不通になっていた

 

危うく、当日になって、え??となるところやった。

 

そう、最近サイキック的な才能が目覚め始めている

 

間違いない。

 

静かに目を開けて、自信を持ってその光っていた一枚を取った。

 

氏をはじめ、先客たちの目が一斉に僕に注がれる

 

ゆっくりと、かたく折り畳まれた紙を開いていく

 

結果は、、、

 

 

 

 

 

 

ハズレ。

 

 

 

 

 

 

もう一度確率をおさらい

 

 

大当たり→お好きな絵をプレゼント=1枚、確率1/6

 

当たり→ティッシュ一箱=3枚、確率1/2

 

ハズレ→何もなし(笑)=2枚、確率1/3

 

∴当たり確率 2/3

 

 

当たりより、確率の低い、ハズレを引く

 

 

この引きの強さは、持って生まれたものだ

 

 

なに、もう一度来いということだろう

 

 

だって、これ当たったらもう来ないですもん

 

 

とか苦し紛れに言っていると

 

 

氏がひとことおっしゃった

 

 

 

 

「当たったら、大事な人連れてきてその人に引かせたらいい」

 

 

 

これは、、、こんな発想はなかった。

 

 

なんだろう、こういうのを与え上手というのだろうか。

 

 

とにかく、人を喜ばせようとしている

 

 

大当たりで絵をもらって終わりでなく、もう一度来て今度は、大事な人を連れてきて引かせてあげる

 

 

なんという、素晴らしい発想だろうか。

 

 

語る氏の顔は常に笑顔で、目は輝いている

 

 

あんた、写真好きなら、このシャンデリアの前でその大事な人撮ってあげなさい

 

それが、その人の輝く姿。そんなええ写真ほど良いものはないでしょう。

 

この大当たりくじに日付書いて、額縁の裏に入れてあげる。

 

もう、最高でしょ!

 

(富山弁を、翻訳こんにゃくお味噌味にて翻訳)

 

 

 

話をしていると、さっきした同じ話を何回も聞くことはある、けどそんなことはどうでもいい。

 

 

 

この、自分の趣味で創ったもので人を喜ばせる

 

 

 

ということは想像もつかなかっただけに、大きなインスピレーションをもらえた気がする

 

 

ああ、早く彼女を作っていこう

 

 

と話をすると

 

 

まず、あんた当てなあかんよ

 

 

それは、そうか、、、

 

 

外は30℃を越えて暑く、目の前の田んぼの生命力豊かに育つ無数の苗の緑色が風でゆらゆらとなびき、葉の裏の白っぽさが順繰りに見えると、何かが稲穂の上を走っているようだ

 

遠くの里山の緑もまぶしい

 

中のエアコンも効きが怪しいほどに暑い日だった。

 

色んな話をした

 

剣道の先生でめちゃくちゃ怖かったオヤジの話

 

全国放浪してきた話

 

まあ、話を聞く割合のほうが圧倒的に多いのはご愛嬌。

 

明石焼きの話をしていて、そういえば最近行ってなかった山超えた隣の羽咋市の、北陸唯一の明石焼きの店に行ってなかったから、行こうと思い、そろそろ帰る旨を告げると

 

なんと、見送ってくれるという

 

ニニ・ロッソのトランペットが、気高く鳴り響く玄関からと思ったら

 

なんと、外の道路にまで出てきてくれた

 

30℃超えの暑い日だ

 

エンジンをかけて、ぱぱっと準備して出発し

 

いつもよくやる、海軍の敬礼みたいに小さく構えて挨拶

 

※ミリオタではありません(笑) 狭い空間で便利なだけ。

 

 

そう、だから外観の写真はない。

 

見送ってくれるのに、写真なんて撮ってる暇はない。

 

人の喜ばせ方って、無限にあるな〜と実感した。

 

また、しばらくしたら

 

行ってみようと思う。

 

今度は、当てに行く。

 

 

当たってもまた行くだろうけど。

 

 

☆今回も、最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

 

前田昌夫美術館(土日祝のみ、10時〜17時)

 

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