ココロの漢方

オカリナを愛し、写真の為に北海道から小笠原まで住み込みながら放浪し、町工場の溶接工からホテルマンなどをやってきた、一風変わった薬剤師があまり知られていない漢方の知識や、漢方を使っての日々の健康管理、多趣味のことなどを機嫌のいいときにだけつづります(^^)/

銀翹散の味はまずい the 1st(笑)で、「!?」のときに使うと効く!?

銀翹散(ぎんぎょうさん)

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ドラッグストアでよく見かけます

 

 

 

しか〜し!!!

 

 

 

その味たるや、、、

 

 

 

ルパン三世;Lupin the 3rd ならぬ

 

 

まずい ザ 1st

 

 

めちゃくちゃ、不味いです(笑)

 

 

いろいろ飲んできましたが、トップクラスのまずさ(笑)

 

 

喉の痛みにとありますが、厳密に言うと

 

 

これがよく効くな〜と思う時期は

 

 

 

あれ!? なんか、ちょっと違和感あるな・・・

 

 

 

という、痛みはじめの最初の頃の

 

 

!?

 

 

のときです。

 

 

 

痛くなってからだと、遅い気がします

 

 

ほら、耳の奥がやたらかゆいときとかありませんか・・・

 

 

うっかり、耳に指突っ込んでしまうくらい・・・

 

 

あれ、実は耳ではなく喉から来てます

 

 

喉のかゆみは軽いものですが、カラオケでちょっと歌いすぎて、このままやと喉が明日傷むかも・・・

 

 

という違和感があれば、予防的に銀翹散を喉にあてがうように飲めばそれなりに効くかと思います。

 

 

完全に腫れ上がってからではなく、違和感の段階で使うことをオススメします(^^)/

 

 

カゼの喉の炎症に、参蘇飲などに追加して使う場合は、一回カゼ引いたら一箱開けるくらいの勢いで使うことになります。

 

 

 

 

まめちしき。

 

↓銀翹散の銀は、金銀花の銀です。金銀花は公園とかに、ふとぅーに生えてる

 

スイカズラの蕾です。写真はその辺の公園です(笑)ピンぼけしてますけど^^;

 

生薬は、袋を持つとフカフカの枕みたいな感じで、独特の匂いがします(^^)/

 

ちなみに、銀翹散の翹はレンギョウです。

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これも公園に生えてる桜と同じ時期に楽しめるものですが、こちらは観賞用で生薬利用はできないようです。

 

よかったら、試してみてください(^^)/

 

 

ただし、、、、

 

 

不味いです(笑)

 

 

 

 

全く漢方に興味のなかった薬学生が、漢方に目覚めたきっかけ・・・

さてさて、僕が漢方好きなのはさんざん記事にしまくっているので、おわかりいただけそうですが

 

はじめから興味があったかというと、決してそうではなかったのです。

 

荊芥連翹湯の記事でも書きましたが、大学の6回生までは

 

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漢方なんて、苦くて不味い嫌なヤツでしかなかったので(笑)

 

ただ〜し!

 

学生の頃から、既存の西洋医学の薬による治療は、根本的な治療になってないという実感だけはありました。

 

ろくすっぽ勉強してなかったとはいえ、薬理学は比較的好きな学問であったので

 

作用機序(薬がどういう風に効いていくかという原理原則)をある程度知っているだけに、いや知っているからこそ

 

薬理学を勉強していると一見すると、西洋薬が万能のように思えてくるから不思議でもあります。

 

薬理学をやった人間ならわかると思いますが薬の作用機序は、本当に面白いです

 

 

しかし、その一方で

 

 

やっぱり、痛いところに湿布貼って痛みごまかしてるようだ

 

と直感的に感じることも多かったです

 

僕は、西洋医学を否定するわけではないです

 

以前、人間ドックを受けてましたし

 

 

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学生時代、バングラデシュ行ったときに腹壊しかけて死にかけたときも

 

ニューキノロン系の抗生剤で助かってるし

 

食中毒で、漢方でいう

 

ケッチン病

 

の状態、手足が氷のように冷たくなって、救急車を呼ぶためのiPhoneすら冷たすぎて持ち上げられれずに難儀しました

 

フットウォーマーで温めて、両手で持ち上げて命からがら119番。

 

その経験で、今でも枕元には携帯電話をガラケーも含めて、2台持ち。

 

要は、死ぬ一歩手前

 

の状態から、救急車呼んで点滴打ってもらって助かってるので、

 

西洋医学は否定しないです。

 

ただ、多くの薬物治療は

 

その場しのぎ

 

 

にすぎないことも事実です。

 

 

それは、根本的な生き方を変えないでの漢方治療でも同じではありますが・・・

 

 

目覚めたきっかけが、6回生のときに

 

 

偶然手にとった

 

 

荊芥連翹湯

 

 

でした。

 

 

ちなみに薬学部では、悲しいことに漢方はおおよそ実践で役に立たないことばかり学びます(T_T))

 

 

 

この生薬の成分はシキミ酸経路で合成されたものですとか

 

 

トリカブトの毒のアコニチンのアセチル化がどうのこうのとか・・・

 

 

 

うぉー! どーでもええ×1000みたいな内容ばっかりで^^;

 

 

未だに漢方使う上で、メバロン酸経路とかシキミ酸経路とかアコニチンのアセチル化とか知識を使ったことないです(笑)

 

 

何も知らずにパッケージの、副鼻腔炎の方にという文面だけ読んで試し買いして

 

 

これが、よー効いたんですね(笑)

 

 

副鼻腔炎なら、荊芥連翹湯がいい!ってわけではありません。

 

 

僕自身が後年、漢方薬局に勤務することにより知ることになる

 

 

一貫堂 解毒証体質

 

 

であったので、ドンピシャで効いたわけですが。

 

 

詳細は、荊芥連翹湯の記事に書いてます。

 

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実は、僕が目覚めたきっかけは荊芥連翹湯であり、何の因果か一番人気のある記事なのです。

 

何が、きっかけになるかわからない

 

 

ふと、思ったことを試してみる

 

 

ふと、思ったことを、深〜く考えずにとりあえずやってみる

 

 

あかんかったら、あかんかったでええし。

 

 

そんな軽い気持ちで動いていけば、そのうち思いもかけないものに出会えそうですね^^

 

 

 ※本記事は、荊芥連翹湯記事に書いてある、漢方に目覚めるきっかけの部分を分離・加筆したものです。

 

 

より、荊芥連翹湯関連に集中しやすくなりました。

 

 

はず・・・。

 

また腸炎になったので、漢方とゲンノショウコを試してみたら、やっぱりめっちゃ効いた話

急なお腹の痛み

 

トイレにかけこむ

 

あれ、最近治ってた過敏性腸症候群かな?

 

いや違う、痛みの質が違うし、お腹冷たいし、寒気するし、ゆるいし・・・

 

あ、腸炎やわ・・・

 

漢方とゲンノショウコを試す機会、夏以来の再来\(^o^)/

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とりあえず、時系列。

 

18時頃、異常に気づく。お腹の痛み、トイレかけこみ、お腹冷たい、ゆるい、寒気

 

ドラッグストアにある、

 

脱水予防のための胃苓湯を2回分

 

痛み止めのための桂枝加芍薬湯を2回分

 

をのんでから

 

ゲンノショウコ煎じをつくります

 

10gをコーヒー用のタニタで量り

 

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コメリで買ってきたお茶パックに詰めて

 

手鍋で弱火で600mlの水から煮込む≒煎じます

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20分ほど煎じて、400mlくらいになってるので火を止めて

 

※この間に効かせたいので、煎じをつくる前に胃苓湯と桂枝加芍薬湯をのみます

 

お椀で、ふーふーしながらアツアツを飲みます

 

タンニンの渋みで、ぶるっと震えます

 

このアツアツをふーふーしながら飲むのがポイントで

 

冷えに冷えたお腹がみるみる、温まっていきます

 

これで、一旦様子を見ます

 

この時点で、19時くらいですが、だいぶマシにはなっていますが

 

まだ、寒気やお腹の軽い痛みはあります

 

回数は激減しましたが、トイレにも行きます

 

なので、

 

胃苓湯をもう一回分追加して

 

落ちた体力回復がメインですが、下痢でケッチン病≒死ぬ一歩手前まで体力が落ちることの予防のためも兼ねて

 

猛暑のときに買っておいた清暑益気湯が活躍!

 

 ↓関連記事

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これを、1包でも2包でものみます

 

ついでに、吐き気がしなければ(後述)、残りのゲンノショウコをのみます

 

これで、一旦体力の回復も兼ねて寝ます

 

夜中の1時ころ、目が覚めてもう、ほとんど症状も下痢もなく回復。

 

念のために、ぬるい水か風呂の温度程度のお湯と胃苓湯をのんで脱水予防

 

吐き気がしなければ(後述)、残りのゲンノショウコをもう一度温め直してのんで

 

 

再び、寝ます。

 

 

これであかんときは、翌日医者に行って抗生剤もらおうと思っていましたが

 

 

 

今回も、夏のときと同様、数時間で回復。

 

 

 

 

すげーわ、漢方とゲンノショウコ。まじで。

 

 

 

今回使った漢方をおさらいすると

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・ゲンノショウコ(これは生薬)→抗菌、腸の炎症を抑える、下痢止め。日露戦争で大活躍の理由がわかる

 

・胃苓湯→水分を体内に引き込むことによる下痢の脱水予防

 

・桂枝加芍薬湯→腹の痛みを、胃苓湯の厚朴に追加する形でしっかり取る

 

・下痢による体力低下の回復→清暑益気湯

 

☆下痢は、漢方では2つに分けますが、食中毒などこういう系の小腸から来るピシャーっという下痢を

 

泄瀉(せっしゃ)

 

 

といい、せっしゃには、胃苓湯でござる〜♪ 

 

 

腸炎のようなときの漢方の強み、それが

 

 

 

あの、地獄のような腹の痛みが取れること

 

 

 

いや、これ最強でしょう!?

 

 

あれ、実はドラッグストアの漢方で、取れるんですよ、、、

 

 

 

 

知ってるのと、知らんのとで生涯にわたって大違いです^^

 

 

腹の痛み、下痢による脱水が続くと、猛烈に体力を奪われて、漢方でいうケッチン病

 

 

になります。

 

 

僕もなったことがあります。

 

 

漢方の理論上は、四逆湯(湯です、散ではなく!)ですが

 

 

そんなもん、普通の家にも僕の家にもないので

 

 

救急車一択です。

 

 

ケッチンは、死ぬ一歩手前で、手足が氷のように、ろう人形のような感覚になり冷たくなります

 

 

突然、ガタンと落ちるように来ます

 

 

救急車を呼ぶためのスマホが冷たすぎて、持てなくて以前、難儀したことがあります。

 

 

こいつは以下のように、予防するしかありません。

 

 

腹の痛みは、芍薬(桂枝加芍薬湯)と厚朴(胃苓湯に含まれる)で取り

 

脱水は、胃苓湯の利水系の生薬で予防

 

体力の低下を、清暑益気湯の生脈散を応用してカバー

 

さらに、手元にない抗生剤のかわりに、日露戦争のとき、満州のひどい水から兵士たちを救った

 

アツアツのゲンノショウコ煎じをふーふーしながら飲んで

 

お腹を温め、抗菌とともに炎症も抑えていく

 

※もちろん、全く治らなければ翌日でも当日でも病院へGOです。完全に抗生剤の代わりを果たすわけではありませんので。

 

 

清暑益気湯は売ってないので、含まれる生脈散(しょうみゃくさん)をドラッグストアの漢方でつくれます

 

生脈散は、麦門冬、五味子、人参(朝鮮)ですから

 

麦門冬湯、人参養栄湯で揃います(黄連解毒湯は生脈散に関係ないですが、炎症抑えるので、腸炎に使えます)

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まあ、よっぽど酷いのでなければこれで治りますよ、本当に。

 

 

ちなみに、ゲンノショウコですが一点、注意点があります

 

 

それは、、、

 

 

空きっ腹に短時間で大量に叩き込むと、吐き気がする

 

 

これは、タンニンによるものです

 

 

だから、分けてのみます

 

 

渋抜きした柿を、寝る前にたらふく食べると

 

 

夜中に吐きます

 

 

あれと同じ原理。

 

 

ゲンノショウコ煎じを一気にのむと、めっちゃ、吐きそうになります^^;

 

 

なので、吐き気したら飲むのをやめてください。

 

 

ゲンノショウコは、現の証拠

 

 

が由来とされているくらい、本当に下痢に効きます

 

 

明治のご一新で、西洋医学一辺倒になり、すっかり薬草文化が消えましたが

 

 

これは、最強です

 

 

以前、常備薬にしたい漢方の記事にも書きましたが

 

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ゲンノショウコと胃苓湯はセットで揃えておきましょう♪